探偵にはドラマやアニメの世界の様な推理力は必要ではありません。

 

探偵業で大切なのは推理ではなく、いち早く証拠を見つける事です。

 

 

探偵には地道さが必要

 

誰よりも早く証拠を見つけるためには、手元にある情報を元に地道に調査を続けていくしかありません。

 

こうした作業は、人によっては苦痛かもしれません。

 

しかし、少ない情報から事実を突き止めるには天才的な推理力よりも、地道にコツコツと情報を集める能力の方が役立つのです。

 

 

探偵は根気が命

 

探偵の世界においては、根性や根気が大切にされています。

 

昔に比べればまだマシになったとはいえ、探偵業はまだまだヒューマンパワーを必要とする業界です。

 

例えば張り込みの場合、探偵は今でも昔と変わらない方法で張り込みをしています。

 

建物出入り口が見える場所を確保したら、そのまま移動せず、何時間にも渡って同じ場所を監視し続けなければなりません。

 

カメラによる監視も同じです。録画の場合は、撮影した動画を全て自分の目でチェックしてストーカー犯などの不審人物が出入りしていないか確認します。

 

リアルタイム映像の場合、調査用の車中でひたすらモニターを見続ける作業が続きます。

 

さらに何時間も同じ風景や画面を見続けるため、やはり探偵にとって「根気」は欠かせない要素と言えます。

 

 

推理よりも人間力が大切か?

 

探偵に必要な要素として多くの探偵が人間力という言葉を上げています。

 

探偵の仕事の中でも「聞き込み」という作業は、社内でもベテラン探偵が担当することが多いです。若い調査員は尾行や張り込みに回されます。

 

その理由はベテラン探偵の人間力の高さです。

 

探偵が行う聞き込みは、探偵が対象者にいかに信用されるかが重要なポイントとなります。

 

若い人間であっても信用されますが、言動に不安定さがあり、相手の心理を読むことが出来なかったりすると、聞き込みに失敗することも少なくありません。

 

一方、経験豊富なベテラン探偵は調査以外にも様々な経験をしています。

 

その経験は確実に話し方や立ちふるいまい、そして顔つきなどにも出てきます。

 

人間としての経験が豊富であれば、相手からの信用も得られやすくなります。

 

すると、聞き込みで得られる情報量や精度が格段に上がるため、聞き込みはベテラン探偵が担当することが多いのです。

 

常に他人から信頼を得なくてはならない探偵は、高い人間性を備えていなくてはならないのです。

 

 

好奇心こそが全て

 

最後に、探偵に必要な能力は「好奇心」です。

 

好奇心は探偵業では決して欠かせません。

そして、探偵として長く活動している人間であればあるほどう、生まれついて人一倍強い好奇心を持っています。

 

探偵にとっての好奇心とは原動力に置き換えられるかもしれません。

 

大変な調査を乗り切るには、人間の好奇心は絶対に欠かせません。事実に対する強い好奇心は、そこにたどり着くためのルートを探し出すモチベーションを生みます。

 

調査に行き詰っても「なら違う方法をためそう!」とすぐに気持ちを切り替えて挑み続ける能力を養うことは、すなわち人間の好奇心を養うことでもあるのです。

 

また、好奇心は探偵に必要な柔軟な姿勢を生み出します。

 

強い好奇心のある人間は探求を辞めることはありません。

 

 

探偵という仕事には可憐な推理は必要ではありません。

 

かといって、誰でも探偵になれる訳ではなく、根気や好奇心など、まるで研究者の様な地道な努力を行う能力が求められているのです。