探偵の仕事で皆さんが一番気になるのが、やはり尾行の方法ではないでしょうか?

 

特に、これから浮気調査を依頼しようと思っている方ならなおのこと、浮気調査を依頼するうえで尾行をどのようにやるのか?気になって仕方ないと思います。

 

そこで、この記事では浮気調査における探偵の尾行方法についてわかりやすく解説。

もちろん、業務上調査にデメリットが生じる部分まではお教えできませんが、お話できる範囲で尾行の内容についてお話します。

 

■浮気調査の尾行は特殊技術?

 

浮気調査に関する尾行技術は、かなり特殊な技術になります。

 

それこそ、一般的にはまず目にすることはありませんし、探偵でもない限り、見ても尾行をしているのか、そうでないのか判別できません。

 

ただ、それこそが探偵の技術。

ターゲットだけでなく、周囲にも尾行と悟らせないように仕事をこなすため、誰も探偵の存在に気が付かないのです。

 

■浮気調査は2人1組が基本

 

浮気調査における尾行では、探偵は常に2人1組で行動します。

 

これは、突然のトラブルに対処し、なおかつターゲットに尾行を発覚させないため。

状況によっては2名以上に人数で尾行を行うことも多く、その人数はターゲットには予測できません。

 

〇なぜ2名1組で行うのか?

 

浮気調査で2名1組で行う最大の理由は、ターゲットに気が付かれないためです。

 

ターゲットに尾行がバレてしまう原因の一つに、追う人間の顔を覚えられてしまうというものがあります。

 

これを防ぐためには変装という手もありますが、実際はあまり効果がありませんし、本当に姿形を変えるまでやるとなるともはや現実的ではありません。

 

そこで、そもそも尾行する人間を入れ替えることにより、ターゲットの目を眩ませるのが目的なのです。

 

〇緊急のトラブルに対応するため

 

2名1組で尾行を行う次の理由は、急なトラブルに対応するためです。

浮気調査では常にどんなトラブルが起きるかわかりません。その場合、調査員1名が動けなくなっても、別の調査員が尾行を続けることで調査を成功させるのです。

 

また、緊急ではなくとも、1名ではカバーできない場合も多々あります。

 

例えば食事やトイレなど、様々な場面で1人では辛いことが多いのが浮気調査。人間が尾行する以上避けては通れないことが多いからこそ、1人ではなく2人で対応するのです。

 

■ターゲットとの距離感を図る

 

続いて、探偵はターゲットとの距離を常に図りつつ尾行します。

 

距離感は状況に合わせて変化しますが、基本的には距離を詰めるか、距離を離すかの2択になります。

 

〇距離を離す

 

探偵は基本的に、ターゲットから距離を離しながら尾行を行っています。

 

離す距離は状況によって変化しますし、それを会得するには最低でも3年の現場が必要と言われています。

 

ただ、基本となり距離の離し方は各探偵事務所ごとにあるのも特徴です。

 

ある探偵事務所は電柱2本分と決めていたり、別の探偵事務所は自分の顔が判別できない距離といった具合に、それぞれ基本的な距離あります。

 

〇距離を詰める

 

探偵がターゲットと距離を詰める機会はさほど多くはありません。

 

むしろ、距離を詰めるのは必要性があってのことで、できれば詰められずに尾行を続けられればいいのですが、そうもいかないのが浮気調査。

 

例えば満員電車の中や駅のホーム、人込みの中の尾行では、距離を詰めなければあっという間にターゲットを見失うので、やはりターゲットに近づいて尾行をすすめます。

 

■他にも様々な専門技術を駆使する

 

探偵は様々な専門技術を使って浮気調査を成功させています。

 

もしも、どんな調査方法によって浮気調査をしているのか気になるなら、相談先の探偵事務所に訪ねてみましょう。

 

探偵事務所も依頼者には具体的な調査方法について説明しますし、契約のためにはぜひ聞いておいたほうが良い内容です。