浮気調査のスタートはどこから切られるのか?

探偵事務所に依頼した場合、時折問題となるのがこれ。

 

実は浮気調査は開始地点によって成功率が大きく変わりますので、実際に依頼するまえに、この問題について知っておきましょう。

 

■調査開始位置はどこがベスト?

 

浮気調査を始めるに当たり、探偵は特定の地点から張り込みを開始するのが普通です。

 

この開始位置を決定するのは探偵事務所と依頼者との協議の結果となりますが、この位置を適当に決めてしまうと、調査の成功率が格段に落ちてしまうのです。

 

〇開始位置になりやすい場所

 

 

浮気調査で調査の開始になりやすい場所は、圧倒的に勤務先です。

 

浮気をする人間が仕事を言い訳にしやすいので、平日に残業や飲み会がある日が疑わしい。よって、仕事場から調査を開始し、建物から出てきたタイミングを狙うというのが基本的な戦法です。

 

続いて多いのが自宅。

休日に出かけた先で浮気相手とあう。もしくは、自分が家に居ない間に浮気相手と接触していると疑う依頼者が多いので、自宅を張り込み、そこから出てくるのを待つというものです。

 

時間帯は夕方6時前後を開始時間に指定するケースが多く、やはり仕事場から出てきたタイミングを狙う人が多いです。

 

〇開始位置が重要な理由

 

 

開始位置が成功率を左右する理由。

 

それは、ターゲットが本当にその建物の中にいるのか、本番になるまで誰にもわからないからです。

 

自宅で依頼者が一緒にいる場合なら安心なのですが、仕事場に依頼者がいるようなことはありません。

 

となれば、当然開始位置に調査員が時刻通りに配備され、調査が開始したとしても、その時間に本当にターゲットが建物内にいるか、実際に張り込んでみないとわからないのです。

 

〇開始位置にターゲットがいないケース

 

開始位置にターゲットが居ないというのは珍しい話ではありません。

 

とくに、普段から行動が読みにくい職業の場合は、狙い通りの地点から調査を始めるのがとても難しいです。

 

例えば、公務員の場合は開始位置を決定しやすい相手です。

学校、市役所、税務署など、務める場所が決まっており、外周りなどもなく、直帰もありえないので、パターンが読みやすく、空振りするケースは珍しいです。

 

一方で、外回りの営業マンや、コンサル関係、フリーランスの特殊な職業の人間の場合はそうはいきません。

 

相手は仕事のために1日中移動を繰り返すことが多く、会社に戻ってから帰宅するとわかっている相手ではありません。

 

こういった相手の場合、会社で張り込んでいてもあまり意味がなく、他の方法で移動先を調べるしかないのです。

 

浮気調査はどこから始めるのが正解

 

 

■開始位置を間違えると時間とお金がムダになる。

 

もし、開始位置にターゲットがいないのにも関わらず調査がはじまってしまったら?

 

その場合、大抵は調査料金は発生しますし、最低でも稼働時間分の料金を支払う結果となるでしょう。

 

〇ターゲットが開始場所にいないとわかるまで1時間以上はかかる

 

ターゲットが開始場所に居ないと判断できた時点で、調査は打ち切りになることが多いです。

 

しかし、本当にその場所にいないのか?その判断を下す時間は短くありません。

 

張り込みを開始して1時間以上経過するのは当たり前。

 

それ以上の時間が経過し、はじめて調査を打ち切るような場合もあります。

 

〇建物内にターゲットが居るか判断がつかない。

 

一般の人の出入りが多い店舗や、建物の外から内側を確認できるケースを除き、普通の会社の内部を確認するのは簡単ではありません。

 

そのため、ターゲットが建物の中にいるのか判断するのにも時間が掛かってしまい、浮気調査の無駄が生まれてしまうのです。

 

■わからないことは探偵事務所に相談

 

どこから調査を始めれば効率が良いのか?

 

案件によって答えは変わるため、一概にこれといった正解はありません。

 

重要なのは、依頼先の探偵事務所と綿密な打ち合わせを行うこと。

 

適当な開始位置では時間とお金を損するだけで終わるので、わからないことがあれば探偵事務所に質問し続けるようにしてください。