浮気調査をしていると、時々W不倫に出くわすことがあります。

 

W不倫とは、互いに既婚者でありながら不倫をする行為。

 

探偵としては、ターゲットが浮気をしていた場合、相手が独身者であったほうがスムーズに自体が進んでいくのですが、W不倫となるとそうはいきません。

 

相手が確かに既婚者なのか確かめなくてはなりませんし、その後事態が悪化することになるケースが大きいので、証拠の数も多めに必要になってきます。

 

 

■W不倫かどうか確認が必要

 

浮気相手が既婚者かどうか知りたい場合は、どうていも相手の帰宅先を確認する必要があります。

 

なぜなら、W不倫である場合、相手が自宅に浮気相手を招き入れる可能性がかなり低いからです。

 

ホテルや車の中で性交渉に及ぶことが多いのは、相手も既婚者かもしれないと探偵も考えますが、かといってそうも決めつけられません。

 

もし実家暮らしの独身者なら、自宅に相手を招き入れることはできませんし、一人暮らしであろうとも、自宅に相手を呼びたくない場合も考えられます。

 

そこで、浮気相手がどこに住んでいるのかを知るために、証拠を押さえた後に浮気相手の帰宅先を割り出す必要があるのです。

 

■帰宅先を割り出したら家族構成を調べなければならない

 

もし相手の帰宅先を調べられたらな、今度は家族構成を調べなければなりません。

 

例えば、相手が戸建て住宅の中へと消えていった場合、予想されるのは「実家で暮らしている」か「既婚者で子供もいる」のどちらかです。

 

他にも様々なパターンが考えられるので、帰宅先を割り出したからといって安心できませんし、探偵も安易な断定はしません。

 

本当に独身者なのか?それとも既婚者なのか?

 

確かな事実がわかるまで、家族構成を調べ上げなければ本当にW不倫かどうかわからないので、調査は慎重に行わなくてはなりません。

 

■浮気相手が既婚者だとわかった場合は?

 

もし貴方のパートナーの浮気相手が既婚者であった場合、慰謝料請求が難しくなると思ってください。

 

慰謝料請求は不貞を働かれた夫や妻が持つ権利ですが、W不倫ともなると、その権利は浮気相手の夫や妻にも生じることになります。

 

もし浮気相手に慰謝料を請求したとしても、相手のパートナーも貴方のパートナーに慰謝料を請求してくることになり、結局慰謝料は相殺されてしまう事態に陥ります。

 

しかし、他にも方法はありますし、できるだけ慰謝料を取るためには多くの証拠が必要となります。

 

■既婚者相手の浮気は注意が必要

 

貴方のパートナーが既婚者相手に浮気をしていたら、かなりマズイことになります。

そんな事態に陥ってしまっていたら、早急に対策を取る必要があるかも。

気になることがあれば、浮気調査の専門家である探偵にぜひご相談ください。