離婚後の住宅ローンはどうすれ良いの2

□オーバーローンとは

不動産を売却した場合、ローン（借金）のみが残ってしまう。

不動産を売却してもローンが残るだけなので、夫婦の片方が住み続けてロー

ンの支払を続けるというのが一般的です。、それでも売却をせざるを得

ない状況の際は残ったローン（借金）の支払をどうするか重要な問題です。

□アンダーローンとは

不動産を売却した場合、利益が生じる。

不動産を売却して利益がでるので、売却で得た利益を夫婦で分けるのが簡単です。

売却しない場合には、ローンの負担をどうするのか、所有権を誰にするか、家を貰わない

方の財産分与で幾ら受け取るべきか、保証人の問題をどうするか等、問題が多く発生します。

□売却する場合

マイホームは売却して、双方が新たな住居で暮らす場合、どの選択がよいのか。

不動産価額が住宅ローンの残額を上回る場合は、プラスの財産になります。

そのプラスの財産について財産分与をすれば、不動産の処分は終了です。厳密には不動産を売却して、住宅ローンの残額やその他手数料などを差し引いた残金を夫婦で分割すれば良いです。

不動産の価額が住宅ローン残額を下回る際には、プラスの財産にはならず、処分したとしてもロ

ーン（借金）だけが残ってしまうことになります。処分後の支払が少額で完済する見込があれば、

その選択肢もあります。しかし、残額が高額で支払が見込めそうに

ない場合には、残金を返済することはできないということで、破産してローンの残額をゼロにするという方法があります。