近頃、ポストにペットを探しているチラシが入ってませんか?
それもペット探偵の仕事なんです。
近頃、子供の連れ去りや誘拐などの犯罪はすっかり無くなったいますが、ペットの失踪や連れ去りは頻繁になってきました。
ペット探偵の依頼は年々増加しています。
ひと昔前までは、ペット探しをわざわざ人にお金を出して頼むなんて、考えられませんでした。
今や、ペットは家族も同然、家族ならお金に糸目をかけずになんとしても戻ってきてもらいたいはずです。

いなくなったペットを探すために大事なことをお伝えします。

 

ペット探偵のお仕事

 

人間を探すよりペットを探す方が大変な理由

人間の家出の場合、交通機関を利用して遠方へ移動することも可能です。
でも、ペットは乗り物にのるワケにはいかないので、移動距離も短くて捜索も簡単なので、調査料を安くしてもいいと思う方もいるかもしれません。
しかし、ある意味ではペット探しの方が人間を探すより大変なのです。
ペットの場合、パソコンもスマホも使わないので、どこに行ったかの痕跡を残さない。
置き手紙もない。
道路で移動しない。場合によっては、屋根づたいや地下水路など、人間では絶対に利用しない、通路を使って移動します。
移動した範囲は狭い場合が多いのですが、ペットが潜伏していると予測できるあらゆる場所をしらみつぶしに探さなければいけません。

 

ペットがいなくなった理由

 

1・迷子になった
大半のペットがリードを離した瞬間に走り出して、道に迷ってしまった。
小屋に鍵がかかってなくてそのまま外に飛び出し、迷子になった。
ほとんどのペットが迷子が原因です。
近所をくまなく探せばみつかります。
猫など、放し飼いにしていると、外に出ている間に、迷ったり、怪我を負ったりして、帰れなくなっている場合があります。

2・意図的な連れ去り
首輪をしていなければ、動物実験のために捕獲されていたり、高級な種類のペットだと、悪質な転売や繁殖業者に目をつけられて、連れ去られている場合があります。
また、近隣住民でもペットが可愛くて目をつけていて、防犯にも隙があった場合連れ去るケースもあります。
また、鳴き声がうるさいなど、ご近所がペットに対してこころよく思っていなくて、嫌がらせ的に悪意を持って連れ去った事例もありました。

3・他の家に飼われている
もともと迷って来たペットを保護しているうちに、情が移って飼うようになる場合もあります。
ペットを家の外へ出さなければ、近所の人も隣の家がペットを飼い始めたことには気がつきません。
そのためにも、ペットの写真を載せたチラシが必要で、迷いペットを飼っている人を掘り起こしていくことが大事です。

ペットがいなくなったらやるべきこと

ペットがいなくなったら、まず一番に近所の捜索です。名前を呼びながら、ペットの行動半径を、道路だけでなく隅々まで確認することが大切です。
みつからなかった場合は、
保健所、動物管理事務所、警察、市区町村の役所、などに連絡します。
その他、
都道、県道で事故で死んだ動物の遺体は清掃局で処理されます。
また、怪我をしている動物は動物病院で保護されている場合があります。

猫を探すポイント

洋猫の場合、特徴がはっきりしているので目撃情報が早くでてきますが、ブランド猫などだと人が飼ってしまうケースが多くなります。
和猫は種類が多く判別が難しいと言います。
身体的な特徴をはっきり確認することと、首輪や鈴をつけてみつかりやすくしておくことが大事です。
家内で飼っている猫の場合がいなくなった場合は、外の世界に慣れていないのでパニックになった場合が多く。近隣の薄暗い狭いところにうずくまっている場合が多いです。逆に放し飼いの場合だと、喧嘩や事故などのトラブルに巻き込まれている場合が多いのです。
猫はメスよりはオス。去勢や避妊の手術を行っていない猫ほど活動範囲が広がります。

 

犬を探すポイント

 

小型犬は室内で飼われているため、外に出た場合は人に頼ってそのまま人に飼われてしまう場合が多くなります。
中型犬はマイペースで長い距離を移動します。比較的目立たないのでまわりにも発見されにくいです。
大型犬は目立つので、周囲をうろついたら危険視されすぐに通報されて動物管理事務所などに保護される場合が多くなります。
和犬はあまり人になつかずマイペースなので、人が寄りつかない場所にいるケースが多いです。
洋犬は人なつっこいので、人に飼われている場合が多いです。
生後1年くらいの幼い犬は人に頼るので飼われる場合が多いです。
成犬になると体力も充実して、長い距離移動できますが、匂いに敏感で、好奇心もありあまり長い距離移動しません。
年齢7歳以上の老犬になると、好奇心が減退していて以外と長い距離を歩いている場合があります。しかし、しばらく移動すると体力が尽きて、一所に生息する性質があります。

 

まとめ

ペットの探し方を紹介しました。
自力で探すのが困難な場合は探偵事務所に頼むことも視野に入れてみてください。
時間が経てば経つほど、発見が遅れますので迅速な判断をおすすめします。