モラハラといえば夫から妻行われるもの……と思われがちですが、実は妻から夫に行われるモラハラも増えているのです。

実は「増えている」というより今まで隠されていたものが、モラハラの概念が普及して、表面化しただけではないかと思うのですが……

モラハラ加害者は外面がとても良いので、被害者はなかなか声が上げづらいのです。

特に男性の場合は相談しづらい、誰に相談していいのか分からない、 相談しても分かってもらえないという場合が多いのじゃないでしょうか?

そんな男性に救いとなる本があります。

高草木陽光著「モラハラ妻解決BOOK」 です。

興味があったら、ぜひ読んでみてください。

モラハラ妻を解決するヒントがいっぱいです。

モラハラ妻の4つのタイプと解決法のポイントを紹介します。

 

 

GPS妻はまわりから家族思いのいい奥さんと思われている

 

夫を常にGPSのように監視し続ける妻です。
夫もしくは過去につきあった男性から裏切られた経験があります。
ひとつの疑念から、猜疑心の塊になっています。
幼少期に母親からの愛情が不足して、ずっと自信がもてないでいます。
よく言えば、まわりに合わせて、忍耐強くひとつのことをするタイプ。
夫とは一生添い遂げたいと思っています。
必要なのは、少々のことには動じない鈍感力です。
子育ても夫と同じように過干渉で束縛しがちです。

GPS妻と付き合うには、全てを開示して嘘つかない、裏切らない、愛情を常に伝えることが大事です。

離婚の場合は家族、持ち家を大事にします。

 

マイペース型妻はまわりから物わかりがよくてさっぱりしていると思われている

 

全てが自分中心で相手の都合はおかまいなしです。
きまぐれで行動を起こして、他人を巻き込んでいるけど、巻き込まれている方が疲弊しているのは一向に気づきません。
よく言えば、天真爛漫。必要なのは、忍耐力。
夫は妻につくすべきだと思っています。
子育ては放任主義、で自由に生きて欲しいと思っています。
マイペース妻は束縛されるのが大嫌い、自由にさせておくしかありません。
自分らしさを求めるかわりにプライドが高いので、相手の個性を尊重することが大事。

離婚の場合はプライドを傷つけないことが第一です。

上司型の妻はまわりから賢く礼儀正しい妻と思われている

 

上から目線でやることなすこと否定してきます。
減点主義で相手の欠点しか見えません。
他人に厳しく自分にも厳しい。
自分の持っている価値基準からしか、自分も他人も見られません。
もし基準に足りない場合は激しく否定されるので、覚悟が必要です。
夫でかなえられない理想を子供に押し付けてきます。
幼少期に家庭で厳しくしつけられるとなりがちです。
子育てにも厳しい基準を押し付けるので、要求に答えられない子供は疲弊します。
上司型妻に必要なのは相手を思いやる気持ちです。

上司妻の長所や行動を誉めて、認めることが大事です。

離婚する場合は自分の世間体をを守ろうとします。
世間ではいい妻を演じているので、その仮面が暴かれることをもっとも嫌います。
夫がある程度悪者になる形であれば、納得するかもしれません。

 

暴発妻はまわりからはおしとやかで素敵な人と思われている

 

暴力・暴言が止まらない暴発妻は、いつどんなキッカケで切れるか分からない怖い人です。
家族は腫れ物に触るように接しなければならないので、気が休まりません。
夫のDVは暴力と恐怖で妻をコントロールするのが目的ですが、女性の力では男性を痛めつけることはできません。
妻の暴力はストレスが溜まって爆発したときのはけ口と考えられています。
しかし、いつものこの調子では、まわりは振り回されますね。
暴発妻は子供の頃両親が激しく喧嘩したり、暴力を振るう場面を見ている場合が多いのです。

暴走型の妻は夫に激しく不満を抱いていて、子供には「お父さんのようにはなってはいけない」と言い聞かせます。

暴発妻に必要なのはカッとなっても理性で押し止める抑止力が必要です。
ここまで傍若無人に振る舞いながら、実は暴発妻は夫と離婚する気はありません。
夫は大事な自分の奴隷、逃げられては困るのです。
とにかく理不尽で、わけのわからないことで怒り出しても、反論やなだめても無駄で、嵐が去るのを待ちましょう。
基本、離婚をするのを嫌がりますが、離婚する場合はしっかりお金を守ろうとします。
自分の暴力・暴言が原因なのに!
また自分では暴力・暴言を止めることができずに悩んでいる妻もいます。
DVは適切な治療で改善することができます。
暴発妻で自分が悪いと思える人はなかなか少ないのではないでしょうか?

 

まとめ

 

以上、モラハラ妻の典型的な4タイプを紹介しました。
紹介した4タイプにぴったり当てはまる人は少なくてむしろ混ざっているタイプが多いのではないでしょうか?
本書では複合型のタイプとその対処法も書かれています。
でも、世界の人妻はどれかのタイプに当てはまっている気もします。
世界はモラハラ妻だらけ?