生涯未婚の人が増えているとは言え、やはり未婚の人の多くの人が結婚したいと思っているのではないでしょうか?
しかし、昔みたいにまわりに世話焼きの人がいて、未婚の男女を結びつける人も少なくなりました。
となって、婚活サイトや婚活パーティーの出番です。
ネットで気軽に家で婚活ができるようになりました。
そこで被害にあるのが婚活詐欺です。
個人情報の提示の甘い、婚活サイトや婚活パーティーに婚活詐欺師が紛れ込んでいます。
今回は女性を騙す男性婚活詐欺師の手口と特徴を紹介します。
女性が騙される男性婚活結婚詐欺の手口
まず男性婚活詐欺師の手口を紹介します。
婚活サイト・パーティーに紛れ込んでいる
結婚相談所や仲人では身分証明書が提示されることが徹底されていますが、婚活パーティーでは身分証明書の提示がゆるく、簡単に登録、参加することができます。
詐欺師は個人情報が守られているのを逆手にとって、一般人に紛れ込んでいます。
とくに、医師や高所得な職業の人には、身分を偽ってお金持ちと結婚したいという女性をターゲットにしています。
早々にデートを重ねて肉体関係にまで持ち込む
男性にとって肉体関係と心はあまり結びつきはありません。
多くの男性は相手を思っていなくても肉体関係が結べます。
結婚適齢期の女性にとって肉体関係は重要です。
肉体関係があったら、ほぼ恋愛関係があり、結婚に近づいていると感じます。
こうなると、詐欺師は後は金の話を持ち出すだけで仕事は終わります。
なので、詐欺師は女性が身体を許すまで、徹底的に合わせてきます。
「今まで出会った人の中で一番合うかもしれない」と思わせますが錯覚に過ぎません。
結婚を持ちかける金銭の要求
肉体関係まで持ち込んだら、次は結婚の約束をします。その次に金銭です。
完全に結婚できると思わせてから、金銭の要求です。
親が病気になって入院費用が必要
借金が残っているけど、全額返済してから結婚したい
仕事で失敗してしまい、早急にお金が必要になる
ここでポイントなのはちゃんとそれまでの交際の中で、会話の中で情報を提示して信憑性を持たせています。
たとえば、親の存在をあらかじめほのめかしています。
結婚で浮かれている女性は、ついつい相手を信じこんで、騙されてしまいます。
男性結婚詐欺師の特徴
男性婚活詐欺師の特徴を紹介します。
婚活詐欺をしようと思っても、まず女性に気に入られることが絶対条件です。
婚活で連敗している男性がちょっとでも結婚詐欺師の手法から学べば、婚活成功間違いないのですが……
金持ちでもないが貧乏でもないとアピール
あまりにも金持ちだといかにも怪しい感じですし、一般の人は絵に描いたようなお金持ちは近寄りがたいものです。
現実に由緒ある家庭に嫁いだら窮屈そうですし、逆に成金だと転落するリスクもあります。
とは言えたんなる低所得もゴメンです。
一般よりちょっと年収の高そうな部類が一番無難です。
女性がいかにも求めてそうな感じに詐欺師もアジャストしてきます。
優しくて性格がよくておしゃれな男性
今の俳優さんで言えば、中村倫也さんのようなイメージでしょうか?
やさしくて穏やかそうな感じ。
女性に近づくのが結婚詐欺師の目的なのですから、最初から女性に敬遠されては元も子もありません。
別に特段のイケメンでなくても、みだしなみと多少のおしゃれ感があればよし。
隣りにいて恥ずかしくない男性だったらいいのです。
プロフィールは嘘だらけ
男性婚活詐欺師の経歴はほぼ嘘で住所も架空のものが多いです。
お金が手に入ったら即トンズラ。
小さな会社の小さなポジションだったらゴマカシが効きませんが、大きな会社だと、いろいろ分社化されてグループが分かれているので、もし同じ会社の人がいてもボロが出にくくなります。
多くの人は大きな企業、グループの名前を出すだけで信用してしまいます。
詐欺師はそこにつけこんできます。
男性婚活詐欺師に狙われやすい女性
それでは男性婚活詐欺師に狙われやすい女性の特徴を見てみましょう。
アラフォー女子が狙われる
男性婚活詐欺師の一番ターゲットになるのはアラフォー女性です。
一番婚活に熱心な年代です。
高齢出産が普通になっても、出産して子育てしたい願いがあると、アラフォー女性が結婚に焦るのは当然です。
ある年代を過ぎると、選ぶ立場だったのがたちまち、相手の方が見向きもしなくなります。
その焦りを相手は利用してきます。
プライドの高い女性
もし結婚詐欺師に騙されたとしても、プライドの高い女性はおいそれと回りに打ち明けにくいものです。
それに騙されたと信じたくない気持ちもあります。
相手からの連絡がぱったり途絶えたとしても、心のどこかで詐欺師をまだ信じていることもあります。
その間に詐欺師は痕跡をどんどん消して、手遅れになります。
婚活詐欺師の対処法と騙された場合の対策
婚活詐欺に合わないためには、相手の身分証明をチェックして、結婚前なのに金銭を貸さないことです。どうしても貸す場合は借用書を作りましょう。
しかし、結婚前に金の貸し借りなんて、詐欺じゃなくても止めた方がいいと思いますが……
詐欺に合った場合は警察に相談、弁護士に相談して、法的措置をとることが必要です。
しかし、なにより詐欺に合わないことが大事です。
何せあなたが結婚しようとした人は架空の人物なのですから、なかなか特定できません。
相手を捜し出して、お金を取り戻すまで相当な時間がかかります。
相手が怪しいと感じても、直接自分が調べるのも怖いし、まわりに言うのもプライドが傷つきます。
探偵事務所に相談して相手の素性を調べる選択肢もあります。
相談は無料なのでお気軽にお問い合わせください。