次々と告発されている映画界の性被害。
その中でも木下ほうかさんは、映画界では井筒和幸監督やテレビ界では明石家さんまさんなどと、業界の重鎮に可愛がられており、重鎮たちは一様に「あのほうかにそんな一面があったとは!」と驚いたようです。
一連の報道が事実とすれば、同じく性被害問題を起こした名優の榊英雄監督のワークショップに参加して、若い女優の卵に目をつけ、最初は優しく演技指導と称して接近。
性行為を受け入れなければ、罵倒して追い詰めるという二面性を持っていました。
そんなほうかさんは「ゲミュートローゼ」ではないかと言われています。
今回は「ゲミュートローゼ」について紹介します。
ゲミュートローゼとは?
ドイツの精神科医クルト・シュナイダーが1949年に出版した「精神病質人格」で定義されたもので、直訳すると情性欠如者。
「ゲミュート」とは思いやりや情緒を表すドイツ語で、「思いやりがない」という意味になります。
神戸の須磨小学校で起こった教師間のいじめ問題で、精神科医の片田珠美さんが言及して話題になりました。
ゲミュートローゼと「反社会性の精神病質」であるサイコパスとの見極めは専門家でも難しいそうです。
ゲミュートローゼの特徴は
・口達者で一見魅力的
・非常によく嘘をつく
・同情を引こうとする
・無責任で問題行動が目立つ
教育によって改善することは不可能だそうです。
ひとつハッキリしているのは、「どうでもいい人間に対しては冷酷になれる」という性質です。
人をランクづけしており、ランクから外れた人間にはどこまでも冷たくでき、半面自分が大切にしている人は大切にできます。
須磨小学校の教師でも、自分より上の人に対して上手に立ち回っていたようです。
どこの職場でも、パワハラやセクハラを起こすタイプの上司は、このような人間性かもしれません。
ほうかさんにしても、白血病で若くして亡くなった恋人のために無償で骨髄バンクのコマーシャルに出演し続けていました。
このようなタイプの人は近づいたら、何か危険な匂いを発しています。
人によって態度が違う。
店員などに偉そうな態度をとるような人は要注意です。
芸能界などにいて、あまり生身の人間と接する機会がなかった人は余計に狙われやすいかもしれません。
ゲミュートローゼと分かったら、一刻も早く距離をとって近づかないようにするしかないようです。