ダウンタウンと浜田雅功さんと小川菜摘の別居報道が流れました。
発信元のFLASHでは、10年近く前の浜田さんの不倫に小川さんが積年の恨みをはらすためだと言うんですが、
これは記事を読むと単なる煽り記事だと分かります。
二人の別居は小川さんが年末年始に立て続けに二本の芝居に出演しており、感染対策とセリフを覚えるための一時的な隔離でした。
小川さんはまめに公式ブログを更新しており、その中にはしばしば浜田さんも登場しており、ネットの情報だけでもちょっと調べればガセであることが分かります。
小川さん自身もこの記事に「んな、アホな」と否定。
でも、小川さんが一人買物する画像と記事だけが一人歩きして、「別居」だけが強調されて、記事を読んでいない人は、本当に別居していると信じそうです。
なぜこんなことになるのでしょうか?

 

 

ネットニュースはPV=どれだけ読まれたかだけが基準になる世界

 

ネットニュースを配信するメディアの基準は、PV(ページビュー)でどれだけ読者がそのページにアクセスしたかが基準になります。
どれだけ信憑性が高いか、情報が正しいかは二の次。
PVを稼ぐためなら、多少の憶測やガセはお手の物です。
記事の内容を指示して、書かせるのは内部の編集者が行い、実際に記事を書くのは外部の雇われライターです。
編集者がデタラメを書けと指示した場合、外部ライターは一記事いくらで雇われている弱い立場なので従わざるを得ません。
もし、記事が出た後デタラメだと非難されたら、書いたのは外部ライターなのでその人をポイ捨てすればいいだけ。
ライター希望者はうようよいるので使い捨てても、また新しい外部ライターを雇うだけです。
つまり、メデイア側はPVの美味しいところは持っていき、マイナスは外部ライターに持っていけばいいのです。
ということで、ライターが変わってもガセ記事は粗製乱造されます。
とある人気プロレスラーの子供が手術を受けるときに、別の病名を言ったことで大炎上になりました。
しかし、別の病名を言ったのは本人が人に言えない病名を隠したかった事情がありました。
結局、人気プロレスラーの家族YouTubeチャンネルは配信停止に……
父親は煽り記事を書いた記者に対して、「もっと人の気持ちを考えて記事を書いてほしい」と語っていましたが、記者側には何の権限もないのです。
全ては煽り記事を書かせたメディア側の責任です。
ネットニュースの話題は話半分に受け取っておくのをおすすめします。