OSO18(オソじゅうはち)は、北海道東部の川上郡標茶町・厚岸郡厚岸町一帯において、2019年から2023年にかけて家畜の乳牛を襲撃していた雄ヒグマのコードネームです。
元々ヒグマは山中のドングリや虫などを主食にしていますが、山中に食べ物がなくなり、飢餓状態でやむにやまれず家畜を襲い、その味が忘れられず体質が変わって肉食になってしまったようです。
言わば後天的な肉食。意味は違いますが人間にも、若い頃は全く異性に興味なかったのに、年齢を経てから性欲が増して、異性関係が盛んになる後天的な肉食がいます。
今回はそんな人にスポットをあててみました。
後天的な肉食・男性の場合
男性の場合、後天的な肉食になる人の場合は、ズバリ若い頃は全然もてなかったのに、年を取ってから急にモテはじめる人です。
先天的に肉食な人もいます。学生時代にモテる人は大体決まっています。学校の成績がいい人、スポーツができる人、話が上手い人、美形の人。そのいずれかで、本人も異性が好きならば、ずっとモテるでしょう。
ところが、学生時代にモテた人がいつまでもモテるとは限りません。学校では魅力を発揮
できなかった人が、社会人になって才能を開花する場合があるからです。
一方、学校内では輝いていても、社会に出て人材の幅が広がると、「学生時代は天才だと思っていたけど、社会に出たらただの人」になる場合も……さらに、太ったり、頭が薄くなったり容姿にも変化が訪れます。学生時代は容姿に全然関心がなくて、社会人になって洗練される場合もあります。
モテなかった人が後になってモテるようになると、モテない時代の怨み辛みが堆積していますし、性の喜びを知って暴走が止まらなくなる人もいます。モテ期到来が、遅ければ遅いほど、暴走具合が激しくなるようです。できるだけ若い時期にモテ期を過ごしていた方が、ある程度経験を経て落ち着いて、異性トラブルに巻き込まれずにすみそうです。
後天的な肉食・女性の場合
男性の場合、性欲が一番強いのが10代20代の間で、そこからドンドン低下していくと言われています。ところが、女性の場合は性欲のピークが30代を過ぎてから。同年代で結婚したとすると、夫の性欲減退と妻の性欲の上昇の波が反比例しています。性欲を満たしたい年齢で満たされないという図式になります。
若い時に夫が妻の性欲を開発しておいて、開花したときには夫は全く相手をしてくれない。相手をしたとしても満たされない。そうなると、やはり、夫以外の男性に目を向けるのも仕方がないことなのかもしれません。
今回はクマに人間をなぞらえてみましたが、人といえどもやはり動物。本能はなかなか理性ではコントロールできません。人間も動物の一種に過ぎないと考えると、悪いと分かっているのに不倫をする人の行動を少しは理解できる気がします。