パートナーの浮気を疑い続ける日々は、心身共に疲れ果ててしまうものです。
そこで、実際にGPSを使った調査に踏み切ったものの、『バレてしまったらどうしよう』という不安はぬぐえないでしょう。そして、GPSでの浮気調査はプロの探偵でも難しいものです。
この記事では、GPSがバレた際の対処法や予防策をご紹介します。
浮気調査におけるGPSの使用は有効か
パートナーの行動を把握するための有効な手段として、GPSを使用した浮気調査は広く利用されています。
特に、リアルタイム型GPSはその場で追跡できるため、浮気の証拠を押さえるために有効です。
しかし、GPSによる位置情報は浮気の直接的な証拠にはならず、パートナーがその場所にいたという事実しか示せません。そのため、状況に応じて他の調査手段との併用も検討すべきでしょう。
また、GPSの使用はプライバシーの侵害にもなるため、パートナーの同意を得ずに使用すると法的トラブルに発展する可能性があります。
総じて、GPSは浮気調査において有効なツールですが、使用には細心の注意を払う必要があります。
浮気調査でGPSがバレる原因
浮気調査でGPSを使用する際、バレることへの不安は尽きません。パートナーに気づかれてしまうと、関係に亀裂が入るだけでなく、信頼を取り戻すのも難しくなってしまいます。
ここでは、GPSがバレる原因について考えてみましょう。
不自然な行動や言動
GPSを使ってパートナーの位置情報を把握していると、つい感情的に反応してしまいがちになり、不自然な行動や言動が増えることがあります。
また、パートナーが特定の場所にいることを知っているかのような発言をしてしまうと、GPSを使っていることを疑われる可能性も否定できません。
さらに、急に優しくなったり、逆に冷たくなったり普段と異なる態度や行動を取ると、パートナーに浮気調査をしていることを感づかれてしまうこともあります。
不自然な行動や言動は、GPSを使った浮気調査がバレる大きな原因となるため、調査中は普段通りの態度を心がけ、冷静さを保つことが重要です。
GPS機器の取り付け場所が悪い
GPS機器の取り付け場所が悪いと、相手に浮気調査をしていると気づかれてしまうリスクが高まります。
例えば、車の目立つ場所や頻繁に触れる場所に取り付けてしまうと、簡単に見つかってしまうでしょう。
また、GPS機器は小型であることが多いですが、取り付け場所によっては電波を受信しづらくなり、位置情報が正確に取得できないこともあります。
一般的には、車の下部やバンパーの内側など、見えにくい場所が推奨されています。
さらに、GPS機器のバッテリーがどの程度続くかも考慮しましょう。頻繁にバッテリー交換をしていると、パートナーに気づかれるリスクが高くなります。
浮気調査を行う際には、GPSの設置場所やバッテリーの管理など、細心の注意を払いながら調査を進めていきましょう。
パートナーの警戒心
浮気をしているパートナーは、その罪悪感から『浮気がバレないように』と警戒するものです。
警戒心から、些細な変化や不自然な行動に敏感になり、GPSの存在に気づく可能性が高まります。
また、パートナーが日常的に自分の行動を探っていると感じると、さらに警戒心が強くなることも考えられます。
警戒心を和らげるためには、普段通りの態度を心がけ、相手に不信感を抱かせないようにすることが重要です。直接的な質問や追及を避け、自然な会話を心がけましょう。
GPSの使用がバレた場合のリスク
GPSを使用して浮気調査を行った結果、もしその事実がパートナーにバレてしまった場合、さまざまなリスクが生じることが考えられます。
ここでは、GPSがパートナーにバレた場合のリスクについて解説します。
夫婦関係の悪化
GPSを用いた浮気調査がパートナーにバレた場合、浮気の有無に関わらず、夫婦関係の悪化は避けられないリスクの1つです。
無断でGPSを使用することは、パートナーのプライバシーを侵害する行為であり、信頼関係を深刻に損なうことになりかねません。
自分の行動が監視されていたと気づくと、裏切られたと感じることが多く、感情的な衝突を引き起こす原因になり得ます。
もし浮気の事実がなく疑いが晴れた場合でも、調査を受けた側は『疑われていた』という事実にショックを受け、関係修復が難しくなることもあります。
一度損なわれた信頼を取り戻すのは容易ではありません。最悪の場合、離婚に至ることもあるため、パートナーとの関係を考慮した上で慎重に調査を行いましょう。
法的トラブル
GPSを使った浮気調査がパートナーにバレた場合、法的トラブルに発展するリスクもゼロではありません。
2021年に改正されたストーカー規制法では、パートナーの同意を得ずにGPSで位置情報を取得することが禁止されています。
また、パートナーのスマホに無断でGPSアプリをインストールする行為は、不正指令電磁的記録供用罪や不正アクセス禁止法違反に該当する可能性があります。
これらに違反した場合、法的責任を問われる可能性があり、最悪の場合、損害賠償請求を受けたり、刑事罰の対象となる可能性は排除できません。
GPSを使用した浮気調査は違法か
GPSを使用した浮気調査が違法かどうかは、多くの人にとって気になるポイントでしょう。プライバシーの問題や法律の規制が絡むため、慎重に考慮する必要があります。
ここでは、違法となる場合と違法とならない場合について解説します。
違法となる場合
GPSを使用した浮気調査が違法とされるケースは、主にプライバシーの侵害やストーカー規制法、不正アクセス禁止法違反に該当する場合です。
2021年に改正されたストーカー規制法では、相手の同意を得ずにGPSを用いて位置情報を取得することが禁止されています。
また、相手のスマートフォンに無断でGPSアプリをインストールする行為は不正アクセス禁止法違反に該当し、厳しい刑事罰が科される可能性は否定できません。
さらに、浮気相手の車や持ち物にGPSを取り付ける行為も、プライバシー侵害や住居侵入罪に該当する可能性があるため注意しましょう。
違法とならない場合
一方で、GPSを使用した浮気調査が違法とならない場合もあります。
主に、夫婦の共有財産にGPSを取り付ける場合がこれに該当します。例えば、夫婦で共有している車にGPSを取り付けることは、法律上問題ありません。
また、パートナーが同意した上でGPSを使用する場合も、法律に違反することはありません。
法的トラブルを避けつつ、浮気調査を進めるためには、個人財産ではなく夫婦の共有財産にGPSを取り付けるか、パートナーが同意した上でGPSを使用することが重要です。
GPSがバレないための対策
GPSを使用して浮気調査を行う際、パートナーに気づかれてしまうのは避けたいものです。
ここでは、GPS機器の選び方から、日常の言動に対する注意点、そして専門家の助言を得る方法について解説します。
高性能なGPS機器の選択
浮気調査中にバレる可能性を低減するため、高性能なGPS機器を選ぶことが重要です。高性能なGPSは、位置情報の精度が高く、誤差が少ないため調査の信頼性を高められます。
また、バッテリーの持ちが良い機器を選ぶことで、頻繁に充電する必要がなくなり、パートナーに気づかれるリスクを抑えることができます。
ほかにも、超小型で軽量なものや、防水機能、強力なマグネットを備えた機能などがあり、取り付け場所に応じて選択が可能です。
高性能なGPS機器を選ぶことで、浮気調査をより効果的かつ安全に進めることができるでしょう。
言動に注意する
GPSを使った浮気調査中は、自分の言動に注意を払いましょう。
パートナーがどこに行っていたのかを具体的に尋ねたり、行動を把握しているかのような発言をすると、相手に不信感を抱かせる原因となります。
また、普段と異なる態度を取ると、パートナーに怪しまれることもあるため、冷静さを保ち、普段通りの態度を心がけましょう。
パートナーの行動が怪しく見えたとしても、感情的にならず、日常の会話や行動を自然に保つことが、疑われるずに調査を続けるポイントです。
専門家に相談する
浮気調査を行う際に専門家に相談することは、法的トラブルを避け確実な証拠を収集できる有効な手段です。
探偵事務所は、法律に基づいた適切な方法で調査を行い、その報告書は法的に有効な証拠として裁判で認められます。
自分で調査を行う場合、感情的になってしまったり、法律に抵触するリスクがあったりしますが、専門家の助言を得ると安心して調査を進めることができます。
違法な手段で得られた証拠は、裁判で認められない可能性があるため、探偵選びの際には、信頼できる事務所を選ぶことが大切です。
さらに、専門家に相談することで、調査をしてもらえるだけでなく、調査結果をどのように活用するかについてもアドバイスを受けることができます。
浮気調査の結果をどう活かすか
浮気調査の結果を手にしたとき、次に考えるべきはその結果をどのように活かすかです。ここでは、証拠を安全に保管する方法や、法的手続きをスムーズに進めるための準備について解説します。
証拠の保管方法
浮気調査の結果として得られた証拠は、法的手続きにおいて重要な役割を果たすため、証拠を適切に保管する必要があります。
写真や書類などの物理的な証拠は、湿気や直射日光を避けた安全な場所に保管します。
また、写真や動画などの電子データとして保存できる証拠は、複数のデバイスやクラウドサービスにバックアップを取ると、紛失や破損のリスクを減らすことが可能です。
さらに、証拠が第三者に見られたり破棄されることを防ぐため、物理的証拠は鍵のかかる場所に保管し、電子データの証拠はアクセス制限を設定するなどして証拠の安全性を高めましょう。
証拠がパートナーに見つかって破棄されることを防ぐため、信頼できる友人や弁護士に保管を依頼することも1つの方法です。
法的手続きの準備
浮気調査の結果を法的に活用するためには、弁護士に相談し証拠の有効性や法的手続きの流れについて確認する必要があります。
弁護士は、証拠をどのように活用すれば最も効果的か、具体的なアドバイスをしてくれるでしょう。
そして、違法に取得された証拠は、裁判で認められない可能性があるため、探偵の調査報告書や証拠の収集方法が法に触れていないかを確認します。
また、法的手続きに進む前に、相手との交渉や示談を試みることも考慮しましょう。
裁判は時間と費用がかかるため、直接交渉で解決を図ることができれば、両者にとって望ましい解決策を見出せるかもしれません。
弁護士と協力して戦略を立てることで、法的手続きを有利に進めることができるでしょう。
まとめ
浮気調査におけるGPSの使用は、パートナーの行動を把握するための有効な手段ですが、バレた場合には夫婦関係の悪化や法的トラブルといったリスクを伴います。
この記事では、GPSを使用した浮気調査の有効性やリスク、法的側面について解説しました。
トラスト探偵事務所は、リスクを最小限に抑えつつ確実な証拠を得るためのサポートを提供しています。
高性能なGPS機器の選定や、調査中の言動に関するアドバイスを通じて、調査がバレないための対策を講じています。また専門家に相談することで、法的に問題のない方法で調査を進めることが可能です。
さらに、経験豊富な相談員と提携弁護士が連携し、浮気調査からその後の法的手続きまで一貫したサポートを提供しています。
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浮気調査でお悩みのことがあれば、ぜひトラスト探偵事務所にご相談ください。