探偵に浮気調査などを依頼する場合、見分け方を知っておくことが重要です。
選び方を知らずに適当に選ぶと悪徳探偵に当たる可能性があるため、どのように選ぶべきなのかはあらかじめ把握しておくことが重要です。
この記事では、優秀な探偵の見分け方、浮気調査探偵の選び方、悪徳探偵の見極め方、不正行為への対処方法について詳しく解説します。
探偵の見分け方について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
優秀な探偵の見分け方
優秀な探偵を見分けるためには、アフターフォローが充実しているか、会社情報が記載されているか、機材・経験・実績が豊富かなどを確認することが重要です。
ここでは、優秀な探偵の見分け方について詳しく解説します。
アフターフォローが充実しているか
優秀な探偵は、アフターフォローが充実しています。
普通の探偵でも事前に打合せや相談によって決めた調査内容をきちんと遂行してくれるため、ある程度の目的を達成することは可能です。
しかし、浮気調査などでは不足の事態が発生する可能性があるため、アフターフォローまでしっかりと対応してくれるところを選ぶことが重要です。
場合によっては思いもよらないアクシデントやハプニングが発生する場合があるため、アフターフォローに定評のある探偵を選びましょう。
会社情報が記載されているか
会社情報が記載されている探偵事務所は、比較的優秀と判断できます。
組織形式で営業している探偵事務所の場合、公式ホームページなどに詳細な会社情報が記載されており、どのように運営されているのかが判断可能です。
逆に会社情報が何もないところは運営が定かではなく、いざというときに連絡がつかなくなる可能性があるため、依頼する前に公式ホームページなどをご確認ください。
機材・経験・実績が豊富か
優秀な探偵ほど、機材・経験・実績が豊富です。
どのような機材を調査に使用しているかを確認したり、どのような経験や実績があるのかをチェックしたりするだけで、ある程度のレベルがわかります。
特に、浮気調査では聞き込み・証拠撮影・資料調査・張り込み・尾行などが行われますが、機材がないと決定的な瞬間を見逃してしまうかもしれません。
逆に、機材・経験・実績が豊富な探偵であれば確かな証拠を見逃さず、相手が言い逃れできない状況を作ってくれるでしょう。
探偵によっては、遠距離撮影用のレンズや手ぶれ補正機能付きのカメラ、夜の密会に備えて暗視スコープなどの機材を準備してくれます。
優れた探偵ほど経験・実績を活かして証拠を集めてくれるため、頼りになるはずです。
探偵業の届出があるか
探偵として営業するためには、探偵業の届出が必要です。
警察庁の情報によると、探偵業については以下のように定められています。
- 探偵業を営もうとする者は、営業を開始しようとする日の前日までに、営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会に、所轄警察署長を経由して、営業の届出をしなければならない
- また、探偵業を廃止した際、または届出事項に変更があった際は、廃止等の日から10日以内に、その旨の届出をしなければならない
以上のように探偵業を営むためには届出が必要で、複数の営業所を有するときは営業所の数に応じて届出を提出しなければなりません。
探偵業の届出があるところは警察庁から許可を得ている証拠といえるため、依頼する前に公式ホームページなどで確認しておくのが良いでしょう。
調査報告が詳細か
優秀な探偵ほど、調査報告が詳細です。
報告書の出来不出来が今後の交渉・裁判を左右するため、より細かく調査報告してくれる探偵事務所かどうかを確認しておくことが求められます。
浮気調査などで離婚や慰謝料の請求を考えている場合、本人・浮気相手はもちろん調停委員や裁判官を説得できるだけの証拠を揃える必要があるでしょう。
誰が見ても「浮気だ」といえるような明確な証拠がなければ相手に言い逃れのチャンスを与える可能性があるからこそ、調査報告を徹底しているところを選びたいです。
調査報告が徹底している探偵ほど、優秀と判断できます。
法令を遵守しているか
法令を遵守していることも、優秀な探偵の条件となります。
いくら浮気の証拠を集めるためといっても、本人の部屋にカメラを仕掛けたり、浮気相手の車に盗聴器を仕掛けたりするのはNGです。
場合によっては犯罪行為に該当し、浮気の証拠として受理されない可能性があるでしょう。こうした事態を避けるためにも、法令を遵守しているかどうかを判断しなければいけません。
プロの探偵は法律に抵触しないよう対応してくれることがほとんどですが、念のため証拠集めの方法については詳しく確認しておくと良いでしょう。
料金体系が明確か
優秀な探偵は、料金体系が明確です。
どの調査にいくらかかるのか明確に提示してくれる探偵ほど、優秀と判断できます。
むしろ、料金がはっきりしていない場合は後から金銭トラブルになる可能性があるため、最初にどれくらいかかるのか名言してくれるところ以外は信用すべきではありません。
なかでも、何かと理由をつけて追加請求してくる探偵は優秀といえないため、追加請求の有無についてもあらかじめご確認ください。
浮気調査探偵の選び方
浮気調査探偵は、今までの調査事例を確認する、口コミ・評判を確認する、事務所の位置を確認する、創業の年数を確認するなどいくつかの点から選ぶことが大切です。
ここでは、浮気調査探偵の選び方について詳しく解説します。
今までの調査事例を確認する
浮気調査を探偵に依頼するなら、今までの調査事例を確認するようにしましょう。
探偵事務所によっては浮気調査の事例を公式ホームページで公開しており、どのような流れで調査が行われているのかある程度把握できるようになっています。
初めて浮気調査を依頼する人は「どのような手順で行われるのか」がいまいちわかっていない人もいるため、事例を確認することが望ましいです。
口コミ・評判を確認する
口コミ・評判を確認すると、より優秀な探偵を選びやすいかもしれません。
探偵事務所には日々、賛否両論な口コミ・評判が寄せられており、初めて選ぶ人にとって貴重な情報源となるでしょう。
人によって良い感想・悪い感想がそれぞれあるため、どちらか片方ではなく両方の意見を参考にすることで探偵事務所の良し悪しが見えてくるのではないでしょうか。
事務所の位置を確認する
探偵を選ぶ際は、事務所の位置を確認しておきたいです。
浮気調査などで何回か打合せや相談に行かなくてはならない場面があるため、事務所と自宅の距離感については把握しておくことを推奨します。
あまりにも遠い事務所だと通うのが大変なため、近いところから選ぶのが良いでしょう。
創業の年数を確認する
探偵を選ぶときは、創業の年数を確認しておくことを推奨します。
浮気調査は豊富な機材・経験・実績がものをいうため、創業してどれくらいなのかは把握しておくことが望ましいです。
創業してから日の浅い事務所は調査にまだ慣れていないことがあるため、長くやっているところから選ぶのが良いのではないでしょうか。
悪徳探偵の見極め方
悪徳探偵に依頼してしまうと、期待する調査を行われなかったり、不当な料金を請求されたりと揉め事に発展することがあるため、注意が必要です。
ここでは、悪徳探偵の見極め方について詳しく解説します。
具体的なプランを確認する
悪徳探偵か見極めるためには、具体的なプランを確認することが求められます。
プランの詳細を詰めずに依頼すると思うように動いてもらえない可能性があるため、最初から最後までどのように進めていくのか話し合うことが必要です。
どのような計画で調査するのかを説明してくれない場合は悪徳探偵かもしれないため、口コミ・評判についてよく調べてから依頼しましょう。
契約書の内容をよく確認する
契約書の内容をよく確認することで、悪徳業者かどうかを見極められます。
徹底して契約書に目を通しておけば、トラブルが発生した際の証拠となるため安心です。
まずは、契約書の内容をよく確認し、疑問や質問は必ず聞いておきましょう。あわせて、契約書に以下が明記されているかをご確認ください。
- 調査内容
- 調査期間
- 調査料金
- 支払い方法
- キャンセル条件
以上の項目が契約書に明記されていない場合、悪徳業者の可能性があります。特に、口約束のみで請け負ったり強引に契約を迫ってきたりする探偵事務所は避けたいです。
契約前には、クーリングオフ制度についても確認しておくと良いかもしれません。
調査方法や料金体系を確認する
調査方法や料金体系を確認することも、忘れてはなりません。
探偵事務所によって調査方法や料金体系が変わるため、それぞれの探偵事務所がどのように動いてくれるのかを確認しましょう。
なかでも、聞き込み・証拠撮影・資料調査・張り込み・尾行を徹底して行ってくれるか、追加料金なしで対応してくれるかなどは事前にご確認ください
複数の事務所を比較する
浮気調査などを依頼する場合、複数の事務所を比較するのが良いでしょう。
いくつかの事務所を比較することで、優秀な事務所とそうでない事務所を見極められます。悪徳業者は明らかにやり口が他の事務所と異なるため、比較的見極めやすいです。
できれば1〜3社ほど比較し、それぞれ違う点をご確認ください。
不正行為への対処方法
もし探偵事務所に不正行為が発覚したら、適切な措置を行うことが必要です。
ここでは、不正行為への対処方法について詳しく解説します。
警察への告発・通報
探偵事務所の不正行為が発覚したら、警察への告発・通報を行いましょう。
明らかに詐欺を目的として仕事を請け負っている事務所の場合、警察に告発・通報するだけで十分です。状況によっては、調査に立ち入ってもらえる可能性があります。
もし明らかな犯罪行為があったら、すぐに警察にご連絡ください。
消費者センターへの相談
不当な内容で契約を結ばされたら、消費者センターに相談してください。
消費者センターに逮捕権限などはありませんが、法律に基づき、解決のためのアドバイスをくれたり、事業者との間に入って被害の回復を図ってくれたりします。
相談は無料でできるため、悪徳業者に掴まったらすぐに連絡しましょう。
その他の専門機関への相談
その他の専門機関へ相談することで、被害を防げるかもしれません。
例えば、主な相談先としては日本調査業協会・弁護士事務所・法テラスなどがあります。ここで挙げた専門機関に相談すれば、解決のためのアクションを起こしてくれるはずです。
なお、相談する前に具体的な被害状況をメモしておくようにしましょう。
いつどこでどのような被害に遭ったのかを詳細に記しておけば、より被害報告しやすくなるのではないでしょうか。
まとめ
優秀な探偵の見分け方としては、アフターフォローが充実しているか、会社情報が記載されているか、機材・経験・実績が豊富かなどから判断するのが望ましいです。
また、探偵業の届出があるか、調査報告が詳細か、法令を遵守しているか、料金体系が明確かなどから判断することで、より優秀な探偵が見分けられます。
探偵に依頼するときは今までの調査事例、口コミ・評判、事務所の位置、創業の年数などを確認し、本当に信頼できるところなのかどうかを見極めましょう。
なお、探偵をお探し中の人は、ぜひトラスト探偵事務所にご相談ください。
当事務所は浮気調査を中心に対応している探偵事務所で、内閣総理大臣に認められた確かな調査力を持っています。
プロとして証拠集めを徹底して行っているため、パートナーが浮気している可能性がある場合はぜひ一度ご連絡いただけると幸いです。
トラスト探偵事務所はカウンセラーや弁護士とも連携しており、アフターフォローも充実しているため、初めて依頼する人も安心です。
夫・妻への伝え方をはじめ、法的なアドバイス、損害賠償請求など多種多様な内容に対応しているため、まずは気軽にお問い合わせください。
詳細は、公式ホームページからご覧いただけます。