探偵の人探しは、名前がわからない状況でも可能です。
しかし、実際にどのような方法で見つけるのか、事前に何を用意しておけば良いのかがわからない人もいるのではないでしょうか。
この記事では、探偵の人探しの方法、名前がわからない人の調べ方、準備しておく情報、注意点について詳しく解説します。
名前がわからない状況での人探しについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
探偵の人探しの方法
探偵の人探しの方法としては、聞き込み・データ調査・張り込みなどが主流です。
ここでは、探偵の人探しの方法について詳しく解説します。
聞き込み
探偵が人探しをする際、まず行われるのが聞き込みです。
聞き込みとは、ターゲットの周囲の人に情報を尋ねて回ることを意味します。
調査員の労力が必要となるのが欠点ではあるものの、直接情報収集できるのが利点で、人探しの方法としては比較的効率的な方法といえるでしょう。
しかし、聞き込みは対象者にバレる可能性があるため、秘密裏に人探ししたい場合にはやや気を付けておかなければいけません。
データ調査
データ調査とは、依頼者が持っている情報を参考に進めていく調査のことです。名前がわからない人でも、対象者の見た目の特徴を細かく伝えることで発見できることがあります。
もちろん、顔や体型が変わっている可能性があるため、必ずしもデータ調査だけで調べられるとは限りませんが、すでに得られている情報によってはすぐに調べられるでしょう。
名前がわからない場合は依頼者の情報だけが頼りとなるため、些細なことも伝えておくとより発見できる確率をアップさせられるのではないでしょうか。
張り込み
探偵が人探しをするとき、あわせて行われるのが張り込みです。
張り込みとは、ターゲットが出入りしている店を中心に調べることを指します。
調査員の気力・体力が必要とはなりますが、わずかな手がかりから探せるからこそ、人探しの方法として選ばれることも珍しくありません。
ただし、張り込みも対象者にバレる可能性があるため、秘密裏に人探ししたい場合には注意しておかなければなりません。
その他
その他、浮気調査で本人・浮気相手の動向を調べる際、証拠撮影や尾行を駆使して調べていく探偵もいます。
本人は別ですが、まったく面識のない浮気相手を知るためにはより細かな調査が必要です。
探偵は特殊な機材を用いて証拠撮影や尾行を行ってくれるため、浮気調査などで人探しを依頼したい人にも便利なのではないでしょうか。
プロとはいっても調べられることに限界はありますが、腕利きの探偵なら浮気している相手の素性くらいはすぐに調べてくれます。
人探しにも多種多様な形があるからこそ、何を相談したいのかを明確にしておくと良いです。
名前がわからない人の調べ方
名前がわからない人を調べるなら、SNSで呼びかけたり、登記簿図書館で探したり、ネットで見つけたり、名簿屋に聞くのが効果的です。
ここでは、名前がわからない人の調べ方について詳しく解説します。
SNSで呼びかける
名前がわからない人を捜索するなら、SNSで呼びかけるのが有効です。
「〇月〇日に〇〇駅で赤色の財布を拾ってくれた人」「〇月〇日に〇〇という名前の店で救助してくれた人」と呼びかければ、反応してくれる人がいるかもしれません。
もちろん、ストーキング目的で人探しするのは避けたいですが、感謝を伝えたい・連絡を取りたいなどで人探しするSNSの活用を推奨します。
プロに捜索してもらう
名前がわからない人は、探偵などのプロに捜索してもらうのが良いでしょう。
探偵のなかには人探しのプロが一定数いるため、ベテラン調査員として業界で活躍してきた人に相談してみてはいかがでしょうか。
プロの探偵は聞き込み・データ調査・張り込みなどから人物を特定できる可能性があるため、名前がわからない場合でも発見してくれるかもしれません。
名前がわかるとスムーズ
もし名前が判明しているなら、比較的スムーズに人探しが可能です。探偵も名前があればすぐに探せますし、他の方法でも見つけられます。
例えば、名前から人探しする方法としては以下のようなものがあります。
- 登記簿図書館
- 名簿屋
登記簿図書館では、不動産登記や法人登記の名寄せ機能があり、サービスを契約すれば同姓同名の人物を照会可能です。
同じく、名簿屋を通せば同姓同名の人物を探せます。
あくまでも名前がわかっていることが前提ですが、人探しでは登記簿図書館や名簿屋を活用する方法もあるため、うまくご活用ください。
なお、実名登録が必要なFacebookなどのSNSで検索してみるのも良いでしょう。
名前を忘れていても、かつて交流があった場合は「おすすめ」や「知り合いかも」に表示されている可能性があるため、わずかな情報を見逃さないよう気を張っておきましょう。
人探しの際に準備しておく情報
人探しの際は、相手のSNSのアカウントやおおよその特徴、会話の内容、お互いの交友関係、顔写真・背景写真、知り合ったきっかけなどをまとめておくと安心です。
ここでは、人探しの際に準備しておく情報について詳しく解説します。
相手のSNSのアカウント
人探しでは、相手のSNSのアカウントがあるとすぐに捜索できます。
X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeやTikTokのように匿名で登録するSNSは個人の特定が簡単ではないものの、実名で登録するFacebookではすぐに発見可能です。
相手の名前がわからなくてもSNSのアカウントさえわかればコンタクトが取れるため、もし知っていたら貴重な情報源として残しておきましょう。
相手のおおよその特徴
名前がわからない状況で人探しするなら、相手のおおよその特徴をまとめておきましょう。
髪型や服装などの外見的な特徴はもちろん、身長・体重などの身体的な体格を把握しておくことで何かしらの手がかりが掴めるかもしれません。
探偵などのプロはおおよその特徴から探してくれるため、できる限りわかっていることをメモしておいてください。
相手との会話の内容
実際に話したことがあるなら、相手との会話の内容もまとめておいてください。
「〇〇に住んでいる」「よく旅行で〇〇に行った」「〇〇に引っ越す予定がある」など、ある程度の会話の内容から手がかりが掴めることもあるでしょう。
都道府県や市区町村がわかるだけでも見つけやすくなるため、ちょっとしたことでもメモしておきましょう。
お互いの交友関係
特定のコミュニティやサークルで知り合った人の場合、お互いの交友関係から調査できる可能性があるかもしれません。
お互いに面識はなくとも共通の知り合いがいるかもしれないため、可能であれば交友関係の相関図を作成しておきましょう。
周囲の人から特定へとつながることも珍しくないからこそ、「〇〇さんと付き合っていた」「〇〇さんとよくご飯を食べていた」などの情報もご提示ください。
顔写真・背景写真
名前がわからなくても顔写真・背景写真があれば、一気に捜索範囲を絞れます。
ターゲットの顔写真があればすぐに捜索に移れる他、背景写真があれば普段どこに出入りしているのかも調査可能です。
知り合ったきっかけ
知り合ったきっかけも、人探しの参考になるかもしれません。
「合コンで知り合った」「街角でナンパされた」「カフェで話しかけられた」「バーで奢ってもらった」など、知り合った経緯も貴重な情報源の一つです。
相手によっては行動範囲を絞れるため、知り合った状況を明確にしておくことを推奨します。
出会った時間・場所
もし出会った時間・場所がわかるなら、さらに捜索範囲を絞れるかもしれません。
「〇月〇日に〇〇ビルで出会った」「〇時頃に〇〇レストランで出会った」など、具体的な情報があるとより相手を特定しやすくなるでしょう。
方言などの喋り方
方言などの喋り方も貴重な手がかりとなるはずです。
相手が地方出身者で方言を話していた場合、独特なイントネーションやあまり耳にしない口調などから特定できる可能性があります。
方言は地域によって色濃く変わるため、人探しにも役立つでしょう。
本人の連絡先
本人の連絡先を知っていれば、すぐに居場所を確認できます。
名前がわからなくても住所や電話番号などの連絡先がわかっているなら、人探しもそれほど苦労はしないでしょう。
ただ、転校転勤や機種変更によって連絡先が変わっていることがあるため、最新の連絡先なのかを確認しておくことが必要です。
人探しを依頼するときの注意点
人探しを依頼するときは、嫌がらせなどの目的でお願いしない、ストーカー目的で依頼しない、有名人の個人情報を調べないなどの配慮が必要です。
ここでは、人探しを依頼するときの注意点について詳しく解説します。
嫌がらせなどの目的でお願いしない
人探しは、嫌がらせなどの目的でお願いしてはいけません。
「歩きタバコを指摘された人に仕返ししたい」「歩きスマホしていてぶつかった人に復讐したい」など、嫌がらせを前提として人探しをするのはNGです。
特定した情報から家に押しかけたり、車で追いかけたりするのは犯罪とみなされます。
くれぐれも嫌がらせなどの目的で人探ししないようお気を付けください。
なお、自分自身が嫌がらせを受けている立場で、犯人を特定したい際には探偵などのプロに相談するのが良いでしょう。
ストーカー目的で依頼しない
ストーカー目的で、人探しを依頼してはなりません。
「あの女性の個人情報を知りたい」「あの男性のプライベートを知りたい」など、ストーカーと疑われるような人探しはNGとなります。
浮気調査などでは一定の調査まで認められることがありますが、知り得た住所や電話番号を悪用したり、流出させたりするのは厳禁です。
どのような事情があってもストーカー目的で人探ししないようご注意ください。
なお、自分自身がストーカーの被害に遭っているときは、プロの探偵に依頼して犯人特定を急ぐのが良いでしょう。
有名人の個人情報を調べない
人探しとはいっても、有名人の個人情報を調べるのは避けたいです。有名人のプライバシーを侵害する行為は犯罪に当たるため、配慮が求められます。
最近では有名人に対するなりすましや乗っ取りが横行していますが、勝手にログイン情報を取得した場合は個人情報保護法や不正アクセス禁止法に抵触する可能性があります。
有名人に限らず、第三者の情報を勝手に調べて悪用した場合は犯罪に問われる可能性があるため、個人情報の取り扱いにも配慮が求められるでしょう。
まとめ
名前がわからない状況でも、探偵に任せれば人探しは可能です。
過去に一度だけ会ったことがある人、助けてもらったにもかかわらずお礼する間もなくいなくなった人、何年何十年と疎遠になっていた人など、方法次第ではすぐに調べられます。
腕利きのプロは独自の情報網を持っており、積み上げてきた経験と実績から人探しを行ってくれるため、すぐに特定できることもあるでしょう。
ただ、いくらプロの探偵とはいっても、何も情報がなければ人探しは難航します。
特定の人を見つけるためには多種多様な情報が必要となるため、調査依頼を出す前にできる限り情報を集めておくのが望ましいです。
トラスト探偵事務所は浮気調査などの諸々の調査はもちろん、人探しにも対応しているため、特定の人物について調べたい人は一度お問い合わせください。
当事務所は豊富な経験と実績を持っている他、機材や調査員に定評があります。
対象を逃さぬよう徹底した包囲網を構築するため、名前がわからない状況でも安心です。
なお、トラスト探偵事務所は24時間相談無料で匿名相談可能なため、自分自身の情報を知られずに相手のことを調べたい人にも良いでしょう。
当事務所は秘密厳守で追加料金も一切発生しないため、安心してご相談いただけます。
人探しをお考えの人は、まず公式ホームページをご覧いただけると幸いです。