ようやく春の気配を感じるようになり、探偵業の現場にも少しずつ「快適さ」が戻ってきました。
特に、張り込みや徒歩尾行が多い調査員にとって、気候は仕事のしやすさに直結します。
今回は、真冬の張り込みや尾行のリアルな苦労と、実際に使える服装や靴の選び方について、現役探偵の視点でご紹介します。
真冬の張り込みは“試練”
冬の張り込みは、はっきり言ってキツイです。
車内やビルの隅での長時間の待機は、体温がどんどん奪われ、寒さで集中力も落ちていきます。
特に厳しいのは深夜から早朝にかけての張り込み。
暗くて寒く、通行人も少ない時間帯にひっそりと現場を見守る作業は、肉体的にも精神的にもタフさが求められます。
雨の日の徒歩尾行は二重のストレス
さらに過酷なのが、雨の日の徒歩尾行。
傘を差しながら対象者を追うのは簡単ではありません。
滑りやすい路面、濡れた衣服、曇るメガネ…。すべてが視界と機動力を奪います。
この時、装備選びが大きな差を生みます。
探偵が選ぶ「雨の日の尾行に最適な靴」
一般的に、尾行時はスニーカーが機動力・静音性の観点から最適です。
しかし、雨の日の尾行ではスニーカーは不向き。水が染み込み、足元から体温が奪われていきます。
そこでおすすめなのが、
防水性のあるブーツ
内側が起毛素材のもの
見た目が派手すぎない、街に溶け込むデザイン
これにより、長時間の尾行でも足元が冷えず、安定して歩き続けることができます。
冬の服装は「重ね着」が鍵
防寒対策として厚着しすぎると、逆に電車内で汗だくになってしまうのも探偵あるある。
汗で濡れた服はその後の張り込みで冷えてしまい、かえって体に負担をかけます。
探偵におすすめなのは、以下のような調整しやすい重ね着スタイルです:
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インナー:吸湿速乾素材のシャツ
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ミドルレイヤー:保温性のあるフリースや薄手ダウン
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アウター:防風・防水機能付きのコートやジャケット
これにより、寒暖差が激しい場所(外・屋内・電車)でも柔軟に対応できます。
張り込み・尾行の現場は「見た目より機能重視」
探偵の服装・靴選びは、目立たないことももちろん大事ですが、長時間の行動に耐えられる機能性が最も重要です。
快適な装備があれば、対象者に集中し、より精度の高い調査が可能になります。
まとめ|春の到来に感謝しつつ、備えは万全に
少しずつ暖かくなるこれからの季節、探偵にとっては動きやすい時期となります。
しかし、油断せず、常に「現場に最適な装備」を意識することが、確実な証拠収集につながります。
もし、プロの尾行・張り込みによる確かな調査をご希望の方は、
ぜひ【トラスト探偵事務所】までご相談ください。
経験豊富なスタッフが、どんな状況でも対応できる装備と技術で、あなたをサポートします。