「探偵になりたい」「調査の仕事に興味がある」
そんな声をよく聞きます。
トラスト探偵事務所にも、定期的に「未経験ですが働けますか?」という問い合わせがあります。

確かに、探偵という仕事には独特の魅力があります。
映画やドラマでは、スタイリッシュに事件を解決する姿が描かれ、どこかかっこよく見えるかもしれません。
しかし、実際の現場は、決してそんな派手なものではありません。

むしろ、地味で過酷、そして体力・気力・集中力のすべてが求められる仕事です。

探偵になりたい人へ。現役探偵が語る、リアルな仕事の世界


張り込みは“静かな戦い”

探偵の基本は張り込みと尾行です。
たとえば浮気調査では、対象者が出てくるのを何時間も車内で待ち続けることになります。

エンジンは切ったまま、真夏の車内で汗を流しながら耐える日もあれば、
真冬の夜中、冷たい雨の中でずぶ濡れになりながら出入り口を見張ることもあります。

数時間に及ぶ張り込みでも、動きがあるのは一瞬。
その一瞬を逃さずカメラに収める。
それができるかどうかで、調査の成果が大きく変わってしまいます。

この“静かな戦い”こそ、探偵の本質です。


尾行はスリルと緊張の連続

尾行といえば「楽しそう」と思われがちですが、実際は常に緊張感との戦いです。

対象者の歩き方、視線、周囲の状況…
あらゆる情報に注意を払いながら、気づかれずに距離を保ってついていく。
ときには電車やバスに飛び乗り、繁華街や雑踏の中で見失わないよう神経を研ぎ澄ませます。

一度でも見失えば、すべてが台無しになる。
そんなプレッシャーの中での行動には、慣れだけでなく冷静な判断力が求められます。


「決定的瞬間」がすべてを報われる

どんなに厳しい現場でも、調査員が口をそろえて言うのが
「決定的な証拠が撮れた瞬間は、やっぱり嬉しい」ということ。

相手がホテルから出てきた一瞬、
ふたりが人目を気にせず腕を組んで歩いた瞬間、
その1枚の写真が依頼者の人生を動かす――
その重みを私たちはよく知っています。

だからこそ、どんなに過酷な現場でも頑張れる。
そしてその瞬間を自分のカメラに収めたとき、
何度も何度も見返したくなるほどの達成感に包まれます。


華やかさよりも、覚悟と粘り強さ

実際の探偵の仕事は、想像以上に「地道」です。
多くの人が理想と現実のギャップに驚き、数ヶ月で辞めていきます。

プロの探偵になるには、時間がかかります。
何度も失敗し、経験を積み、ようやく自信を持って現場を任されるようになる。
そんな世界です。

でも、それだけにやりがいも大きい。

依頼者の苦しみや不安に寄り添い、「真実を明らかにする」ことで救いになる。
誰かの人生に深く関わる、重みのある仕事です。


トラスト探偵事務所では、やる気のある人材を求めています

私たちトラスト探偵事務所では、
本気でこの仕事に向き合いたいという方の応募をお待ちしています。

未経験でも構いません。
地道な努力を惜しまない人、責任感のある人、そして何より「真実を届ける」という使命に誇りを持てる人。
そんな仲間と一緒に、現場を支えていきたいと考えています。

「探偵になりたい」
その想いを、現実にしてみませんか?