浮気調査をご依頼いただく中で、意外と多いのが「ホテルに行かないまま帰る」というパターンです。
依頼者としては、浮気の証拠をつかむために調査を依頼しているのに、肝心の「決定的瞬間」がないままデートが終わると、複雑な気持ちになるでしょう。

「もしかして、本当に身体の関係はないんじゃないか?」
「ただの仲の良い友達なのかも」

そんなふうに考えてしまうのも無理はありません。
しかし、これまで数多くの調査をしてきた私たち探偵の経験から言わせていただくと、「本当にプラトニックな関係」であるケースは、極めて少ないと言わざるを得ません。

 

浮気調査をしてもホテルに行かない…プラトニックな関係は本当にあるのか?

 

最初からホテルに行くわけではない

まず知っておいていただきたいのは、「浮気をしている人たちが、最初から警戒心ゼロで行動するわけではない」ということです。
既婚者同士や、どちらかが既婚者の場合、最初のうちは慎重に行動します。
食事や買い物、カラオケ、バーなどで“関係性”を深め、信頼関係や気持ちの高まりを確認し合った上で、段階的に身体の関係へと進むことが多いのです。

つまり、初回や2回目、3回目のデートでホテルに行かないからといって、「浮気ではない」とは言えません。
むしろ、複数回の接触をしている時点で、パートナー以外の異性に気持ちが向いていることは明白です。

プラトニックな関係を信じたい依頼者心理

調査を依頼する方の多くは、
「浮気をしていたらどうしよう」
「でも、していないなら信じたい」
という、相反する気持ちの中で揺れています。

ホテルに行かなかった報告をすると、
「やっぱり体の関係はないんですね」
「ただの友達で済んでるんですね」
と安堵される方もいらっしゃいます。

その気持ちは痛いほどわかります。
パートナーが浮気をしているという現実を、すぐに受け止めるのはとても辛いことですから。

ですが、浮気調査を長年行ってきた立場から言えば、
「毎回食事だけで終わる男女関係」はまず存在しません。

本当にただの友達なら、わざわざ2人きりで食事を繰り返すことはないのです。
しかも、既婚者が異性の友人と複数回会うこと自体、家庭に隠れて行っている時点で、健全な関係とは言い難いのです。

何度か調査を重ねれば、真実は必ず出る

事実、これまでの調査でも、
・最初は警戒してすぐに帰っていた
・終電で解散していた
・食事や買い物だけで終わっていた
というケースが、4〜5回目、6回目の調査で突然ホテルに入る、もしくはどちらかの家に泊まる、という展開になることがほとんどです。

むしろ、何度も2人きりで会っているという行動自体、すでにパートナーに対する裏切りの始まりだと考えるべきでしょう。

「証拠がない=白」とは限らない

探偵が最も気をつけるのは、
「証拠が取れなかった=浮気していない」
という誤解です。

調査日にたまたまホテルに行かなかっただけかもしれませんし、まだ相手と深い関係になっていないだけかもしれません。
つまり、現時点で“証拠”がないだけで、状況が“白”だとは限らないのです。

そのため、初回の調査だけで判断せず、必要であれば複数回の調査をお勧めしています。
依頼者様のご予算やご事情に合わせて、効率よく証拠をつかむご提案もいたしますので、無理な調査を押し付けることはありません。

経験から言える「浮気関係の本質」

浮気をする人は、
「バレないように慎重に」
「タイミングを見て」
行動しています。

最初から油断して大胆な行動に出る人は少なく、ある程度関係性が深まってから、不貞行為に及ぶのです。

プラトニックな関係に見えても、それは表面上のことであり、内心では明らかにお互いを異性として意識しています。

私たち探偵としては、依頼者の方に「現実」を知っていただくことも大切な役割だと考えています。
甘い希望だけを信じていても、後になってもっと辛い現実に直面することになりかねません。

まとめ:冷静に事実を受け止めることが第一歩

「ホテルに行かなかったから浮気じゃない」
「身体の関係がないから裏切りじゃない」

本当にそう言い切れるのでしょうか?

浮気は、身体だけでなく心も含まれます。
何度も2人で会い、家族に隠して異性と時間を過ごす——それ自体が、パートナーに対する大きな裏切りです。

もちろん、事実を知るのは怖いことです。
でも、現実から目を背けても、状況は変わりません。

私たちは、依頼者様が少しでも前を向けるように、真実を明らかにするお手伝いをしています。

「本当に浮気なのか?」
「今後どうしたらいいのか?」

一人で悩まず、ぜひ一度トラスト探偵事務所茨城へご相談ください。