「まさか、宅急便の配達員と不倫するなんて…」
そんな言葉を、実際に浮気調査で耳にすることがあります。最近では、ヤマト運輸や佐川急便など、同じエリアを担当する配達員が固定されていることも多く、企業や事務所では“顔なじみ”になることも少なくありません。
特にオフィスに常駐している女性たち―多くはパートや事務職の既婚女性が多く、日々の中で外部との接点が少ないという特徴があります。そんな中で、毎日のように訪れる配達員が、いわば“外の世界”との数少ない接点となることもあるのです。
配達員との“日常の会話”が心のスキマを埋める
宅配業者の多くは、時間指定の荷物や集荷の依頼など、毎日のように企業とやり取りをしています。決まった時間に訪れる配達員と、たわいない世間話をするうちに、少しずつ距離が縮まり、名前で呼び合う関係になるケースも。
特に、筋肉質で礼儀正しい若い配達員は、事務所にいる女性たちにとって“癒し”の存在になっていることもあります。日々同じメンバーで仕事をこなし、刺激の少ない職場環境の中では、ささいな優しさや笑顔が心に残るもの。最初は冗談交じりのやり取りから始まり、次第に連絡先を交換し、昼休みや退勤後に会う関係へと発展することもあります。
「配達員と不倫なんて…」という声の裏にあるリアル
確かに、配達員にとっては「お客様」との関係であり、本来であればプライベートな接触は禁止されているはずです。しかし、そこには“人間関係の綻び”が潜んでいます。
実際の事例では、女性側が既婚者でありながら、夫との関係が冷めきっていたり、家庭内での孤独を感じていたというケースが多数。配達員の方が既婚者という場合もあります。日常生活の中で評価されず、誰かに必要とされたい――そんな思いが、関係を深めてしまう要因になっているのです。
不倫関係がもたらすリスク
こうして始まった関係も、いずれ発覚することは少なくありません。会社に匿名の投書が届いたり、同僚の目撃によって噂が広まることもあります。最悪の場合、社内での立場を失い、家庭も崩壊することになります。
また、探偵への調査依頼が入ることも多く、張り込みや尾行によって不貞行為の証拠が押さえられるケースも。特に、昼休みや勤務後に近くのホテルで密会していた場合、証拠能力の高い写真が残されるため、慰謝料請求や離婚訴訟へと発展することもあります。
「ただの配達」では終わらない可能性
浮気や不倫は、特別な場所や状況で始まるものではありません。日常の中にある、ちょっとした接点や、心の隙間から始まるのです。
「たかが配達員」「まさかそんなことはない」と思っていても、毎日のように顔を合わせ、会話をする相手だからこそ、距離感が崩れやすいのです。
私たち探偵事務所でも、こういったケースのご相談は年々増えています。きっかけは些細でも、不倫は確実に家庭を壊していきます。そして、その裏には誰にも言えない葛藤や孤独が隠されているのです。
不倫の兆候を感じたら
もし、配偶者の行動に違和感を覚えた場合は、ひとりで抱え込まずにご相談ください。
「残業がないのに帰宅が遅くなった」「スマホを手放さない」「何となく機嫌が良すぎる」など、些細な変化が“始まり”であることも多いです。
探偵事務所トラストでは、不倫の証拠収集だけでなく、状況やお気持ちに寄り添った対応を心がけています。