浮気というと、夜の外出をイメージする方が多いかもしれません。しかし、実際の調査現場では「早朝不倫」というパターンも少なくありません。

朝4時、5時といったまだ暗い時間帯に家を出て行く――その口実は「マラソン」「ジョギング」「ゴルフ練習」など、一見すると健康的で健全そうなものばかりです。

早朝4時の外出――「健康的な趣味」の裏に潜む密会

 

夜ではなく、朝を選ぶ理由

 

不倫相手との密会といえば、仕事帰りや休日の昼間が多いと思われがちですが、次のような理由から早朝が選ばれることがあります。

 

夜は家族が起きていて出かけにくい

 

仕事帰りに遅くなると怪しまれる

 

休日の昼間は家族と過ごす予定がある

 

 

こうした条件のもと、「早朝なら外出の理由を作りやすく、帰宅時間も怪しまれない」という利点があります。

 

密会の流れ

 

パターンとしてよく見られるのは以下のケースです。

 

  1. マラソンやゴルフ練習場を口実に外出

 

 

  1. 実際は相手と落ち合う

 

 

  1. 車内での密会、または相手宅へ移動

 

 

  1. 一緒に過ごした後、そのまま職場へ直行

 

 

 

このように、家庭から見れば「運動してから仕事へ」という健康的なルーティンにしか見えません。

 

バレてから始まる「早朝密会」

 

興味深いのは、このパターンが浮気が一度バレた後に始まるケースも多いことです。

夜や休日の外出は家族に監視されやすくなるため、「健康のために朝活をしている」という新しいカモフラージュを使い始めるのです。

 

不自然なサイン

 

早朝外出が本当に運動目的か、それとも密会なのかを見極めるには、次のようなポイントがあります。

 

運動にしては持ち物が少なすぎる/練習用具が古いまま

 

帰宅後の会話に運動や練習の具体的な話が出ない

 

慣れていないはずなのに、突然ハードな朝活を始めた

 

普段は睡眠不足を訴えるのに、この時間だけはシャキッと起きられる

 

休日は逆に昼までぐっすり寝ている

 

 

探偵が見た事例

 

あるケースでは、夫が「ゴルフの朝練」と称して出勤前に出かけていました。

調査で判明したのは、練習場の駐車場で女性と落ち合い、そのまま車で近くのホテルへ移動していたという事実。

別の事例では、ジョギングの恰好をして家を出た妻が、数百メートル先の路地で男性の車に乗り込み、相手宅で過ごしてから仕事へ向かっていました。

 

まとめ

 

早朝の外出は、健康的で前向きな印象を持たれやすく、家族も安心しがちです。しかし、その裏に不倫が隠されていることもあります。

体力づくりのはずが疲れ切って帰宅し、休日は昼まで眠る――そんなパターンが続くときは注意が必要です。

 

不自然な行動パターンが続いたら、事実を確認することが第一歩。

確かな証拠があれば、今後の人生をどうするか、冷静に判断する材料になります。

トラスト探偵事務所