探偵事務所に寄せられる相談の中で、時折耳にするのが
「配偶者が元交際相手と浮気しているかもしれない」というケースです。
きっかけはさまざまですが、多くはSNSによる再接触から始まります。
インスタグラムやFacebookなどで再び繋がり、軽い気持ちでメッセージをやり取り。
「久しぶりに飲みに行こう」という流れから、再会が実現します。
なぜ元交際相手は浮気に発展しやすいのか
一度付き合った経験がある相手は、お互いの距離感や性格をすでに知っています。
初対面の相手と違い、打ち解けるまでの時間が不要で、再会直後から関係が深まりやすいのです。
特に以下の理由から、飲み→ホテルへの流れが非常にスムーズです。
- 過去の親密な関係がある
すでに体の関係を経験しているため、心理的ハードルが低い。 - 信頼関係の再利用
「昔は好きだった人」という感情が残っており、再会で一気に距離が縮まる。 - 会う頻度の少なさが特別感を生む
たまにしか会えないため、1回の密会に強い刺激や興奮を感じやすい。
発覚しにくい理由
元交際相手との浮気は、関係性の特殊さから発覚まで時間がかかる傾向があります。
- 会う頻度が低いため、怪しまれにくい
- 会う理由を「昔からの友達」と説明しやすい
- メッセージのやり取りも一時的で証拠が残りにくい
このため、調査ではピンポイントの張り込みや行動監視が必要になることもあります。
「元交際相手と会うのを許す」ことの危険性
中には、「昔の恋人だから」と会うことを容認している夫婦もいます。
信頼関係が前提ですが、この信頼が裏切られるケースは少なくありません。
飲みに行くほど仲が良ければ、そこからホテルまでの距離はわずか。
心理的なブレーキが外れやすく、結果的に浮気に発展する確率は高くなります。
探偵からのアドバイス
- 元交際相手と二人きりで会うのは避ける
- SNSでの再接触は慎重に
- 過去に恋愛感情があった相手の場合、飲み会や外出はできるだけ同席する
まとめ
元交際相手との再会は、単なる昔話で終わることもありますが、
一度距離が縮まると一気に過去の関係に戻ってしまう危険性があります。
たとえ信頼していても、二人きりでの再会は浮気のリスクが非常に高い行動です。
もし不安や違和感を覚えたら、早めに事実確認を行うことが、夫婦関係を守る第一歩になります。