探偵業も、他の業種と同じくコストが上がっています。
・ガソリン代、高速代などの交通費
・機材費(カメラ、レンズ、録画機器、通信費)
・人件費(調査員の人件費、待機時間、深夜手当)
これらがじわじわと上がっているため、
「昔より全体的に調査費が高くなっている」というのは事実です。
その結果として、
・1日だけの浮気調査でも数十万円
・長期のプランになると、平気で100万円を超える
という料金の会社も珍しくありません。
もちろん、高額だから悪いとは限りません。
人員を厚く入れて、リスクの高い現場にも柔軟に対応しているところもあります。
ただ問題なのは、依頼者のイメージと実際の金額が大きくズレているケースです。

「慰謝料で賄える」とは限らない現実
浮気調査を検討している方の中には、
「どうせ慰謝料で戻ってくるなら、多少高くても…」
「探偵費用は相手からとる慰謝料でチャラになるんでしょ?」
とイメージしている方も少なくありません。
しかし現実には、
・裁判になっても、想像していたほど慰謝料が高くない
・協議離婚や話し合いで終わり、そこまで高額にならない
・相手の収入や資産状況によって、取れる金額に限界がある
などの理由で、
「探偵費用 > 最終的に受け取った慰謝料」
という結果になることも普通にあります。
にもかかわらず、
・「慰謝料で十分まかなえますよ」と断言してくる
・過度に高額な長期パックを勧めてくる
こうした営業トークの会社があるのも事実です。
大事なのは「目的」と「予算」のバランス
探偵を選ぶときに、本当に考えるべきなのは
・自分は何のために証拠が欲しいのか
(離婚したいのか、やめさせたいのか、有利に話し合いたいのか)
・どこまで費用をかけても、将来的に納得できるか
この2つです。
「勝てるならいくらでも払う」という感情になりがちですが、
離婚や慰謝料の話し合いが終わったあと、
一番残るのは「自分の生活」と「通帳の残高」です。
調査費用は、人生の中でも決して安くない出費です。
だからこそ、
・いまの家計で無理のない範囲はいくらなのか
・そこに見合った調査プランは何か
・“あった方が安心だけど、なくても何とかなる調査”はないか
このあたりを冷静に整理した上で、
プランを選んだ方が後悔は少なくなります。
トラスト探偵事務所の考え方
「安くやります」の中身
「トラスト探偵事務所は安くやります」
ただ単に「他社の半額です」「どこよりも激安です」という意味ではありません。
極端な値下げは、結局どこかで無理が出ますし、調査の質を落とすことにもつながります。
トラストが大事にしているのは、
・無駄な時間をダラダラ張り込まないこと
・必要な日・必要な時間帯に集中して調査を入れること
・お客様の目的に対して「やり過ぎの調査」を勧めないこと
この結果として、トータルの費用を抑えやすいという意味での「安さ」です。
例えば、浮気調査であれば、
・行動パターンをヒアリングし、「怪しい時間帯」に絞って調査を組む
・最初から長期パックを押し付けるのではなく、段階的な調査を提案する
・証拠の“量”より“質”を重視し、最低限必要な場面を確実に押さえる
こういった工夫で、
「ムダに高い調査」にならないように調整していきます。
それでも「一番安い会社」だけで決めない方がいい理由
探偵選びで、
「とにかく見積りが一番安いところにします」という決め方は、正直おすすめしません。
なぜなら、
・安く見える見積りだが、後から追加費用がどんどん増える
・結果が出なくても、ほとんど返金がない
・証拠の質が低く、弁護士から「これだと弱いですね」と言われる
といったリスクがあるからです。
費用は当然大事です。
だからこそ、
・料金の内訳が分かりやすいか
・調査時間や回数を一緒に相談しながら決めてくれるか
・「それはやり過ぎです」と止めてくれるか
このあたりを見ていただくと、
「安いだけの会社」と
「無駄なく費用を抑えてくれる会社」の違いが見えてきます。
まとめ
物価高騰の時代だからこそ、探偵費用もシビアに考える
・探偵費用も物価と同じく上がっている
・慰謝料で必ずしも元が取れるとは限らない
・「高額な長期プラン」=「あなたにとってベスト」というわけではない
この3つを頭に入れておくだけでも、
探偵選びの失敗はかなり防げます。
トラスト探偵事務所は、
「できるだけ安く、でも手を抜かずに」
そのバランスを大事にしながら、ご相談をお受けしています。
・どのくらいの費用で、どこまでできるのか知りたい
・他社の見積りが高すぎる気がする
・慰謝料とのバランスが不安
こうした段階の「まずは相談」も歓迎です。
物価高騰の時代だからこそ、感情だけでなく、お財布の現実も踏まえた調査計画を一緒に組んでいくことが大切になります。

