茨城県では、外国人の不法就労に関するニュースが取り上げられています。
報道によると、2025年の全国の不法就労者は1万3435人で、そのうち茨城県は3518人とされ、4年連続で全国最多となっています。また、茨城県では不法就労に関する通報報奨金制度も導入され、摘発につながった場合に1万円程度の報奨金が支払われる制度として注目されています。

もちろん、外国人労働者の方すべてに問題があるわけではありません。

しかし、実際に茨城県内で浮気調査を行っていると、浮気相手が不法就労の外国人労働者だったというケースは少なくありません。

 

茨城県で多い外国人不法労働者との不倫

 

取手・土浦・常総・坂東・筑西周辺で見られる不倫関係

 

茨城県は、農業、工場、など、外国人労働者と接点を持つ場面が多い地域です。

取手市、守谷市、土浦市、つくば市、常総市、坂東市、筑西市、下妻市、かすみがうら市、阿見町周辺などでは、職場や派遣先、送迎、飲食店などをきっかけに、既婚者と不法就労外国人労働者が親密になるケースがあります。

最初は、

「同じ職場の人」
「仕事で関係があるだけ」
「送っているだけ」
「日本語が分からないから助けているだけ」

このように説明されることがあります。

しかし実際に調査をしてみると、仕事帰りに車で相手を迎えに行き、そのまま食事やホテルへ向かう。
休日に相手のアパートへ行く。
コンビニやパチンコ店、大型商業施設の駐車場で長時間過ごす。
このような動きが確認されることもあります。

 

不法就労外国人との不倫では慰謝料請求が難しい

 

通常、不倫問題では、浮気相手に対して慰謝料請求を検討することがあります。

しかし、相手が不法就労外国人労働者の場合、現実的には慰謝料請求が難しいです。

相手の本名が分からない。
住所が分からない。
勤務先は分かっても、すぐに辞めてしまう可能性がある。
寮や知人宅を転々としている。
お金がなく、仮に請求しても回収が難しい。
不法滞在なので、突然いなくなる可能性がある。

このような場合、証拠を取っても、相手から慰謝料を回収することが現実的ではありません。

そのため、不法就労外国人労働者との不倫では、慰謝料請求だけを目的にするのではなく、まずは相手との不倫の事実を把握することが重要になります。

 

目的は「別れさせること」と「実態をつかむこと」

 

不法就労外国人労働者との不倫問題では、依頼者の目的が慰謝料ではないことが多いです。

「とにかく相手と別れてほしい」
「これ以上関係を続けさせたくない」
「相手がどこの誰なのか知りたい」
「本当に不倫関係なのか確認したい」
「相手の生活実態を把握したい」

このようなご相談もあります。

浮気の証拠を取ることはもちろん大切です。
しかし、相手にお金がなく慰謝料請求が難しい場合には、証拠をもとに配偶者へ事実を突きつけ、関係を終わらせることが現実的な目的になることもあります。

また、不法就労や在留資格に問題がある可能性がある場合には、推測や感情だけで動くのではなく、事実関係を整理することが大切です。

 

違法就労等の疑いがある場合は、事実を整理して入国管理局へ

 

茨城県では、不法就労に関する通報報奨金制度が始まり、県としても不法就労対策を強めています。県の資料でも、不法就労者数が4年連続で全国最多であることが示されています。

ただし、ここで大切なのは、外国人だからといって決めつけないことです。

見た目、国籍、言葉、職業だけで、不法就労かどうかを判断することはできません。
その点については、通報制度が差別や偏見につながるのではないかという反対意見も出ています。

そのため、浮気問題の中で相手の実態を確認した結果、違法就労や在留資格に関する疑いがある場合には、感情的な嫌がらせではなく、客観的な情報として警察や入国管理局(入管)などの関係機関へ相談・情報提供するという考え方が必要です。

 

茨城県の浮気調査では地域性が重要

 

茨城県は車社会のため、不法就労外国人労働者との不倫でも車での接触が多く見られます。

取手・守谷から常総方面へ向かう。
土浦・つくば周辺で待ち合わせる。
坂東・筑西・下妻方面の職場や寮へ送迎する。
阿見・牛久・かすみがうら方面のホテルへ向かう。
コンビニ、パチンコ店、大型商業施設の駐車場で合流する。

このような動きは、地域の道路事情や生活圏を把握していないと見落としやすいものです。

不法就労外国人労働者との不倫では、ホテルの出入りだけでなく、相手の住まい、勤務先、寮、ルート、生活実態まで確認することが、その後の対応に大きく関わります。

 

問い詰める前に、まずは証拠と実態確認を

 

配偶者が急に外国人の知人の話をするようになった。
仕事帰りの帰宅が遅くなった。
車で誰かを送迎している様子がある。
車内が独特な臭いになった
休日に勤務先や寮の近くへ行っている。
スマホを離さなくなった。
相手の名前は出すが、詳しい関係性を隠している。

このような変化がある場合、浮気相手との関係が深まっている可能性があります。

感情的に問い詰めてしまうと、相手が警戒し、証拠を取りにくくなることがあります。
特に不法就労外国人労働者との不倫では、相手が職場を変える、住まいを変える、連絡が取れなくなるといったことが容易にあります。

慰謝料請求が難しいケースであっても、浮気相手と別れさせるためには、まず不倫の証拠と相手の実態をつかむことが重要です。

トラスト探偵事務所 青山美咲