浮気を確信して自分で調査をしようとする人は多い
配偶者の浮気を疑い、スマホの通知や外出の増加、帰宅時間の変化などから「これは浮気をしている」と確信する方は少なくありません。
そして、浮気を確信すると、
「自分で尾行して証拠を撮ろう」
「友達に頼んで見張ってもらおう」
「ホテルに入るところを写真に撮ればいいだけ」
このように考える方もいます。
たしかに、浮気調査は外から見ると簡単そうに見えるかもしれません。
しかし、実際の調査は、ただ後をつけて写真を撮ればよいというものではありません。

友達に相談すると「手伝うよ」と言われることもある
浮気の悩みを友人に相談すると、
「一緒に見に行こう」
「車で後をつけよう」
「写真くらい撮れるよ」
と言ってくれる人もいます。
もちろん、本人は善意で言っている場合もあります。
しかし、実際には面白半分で動いてしまう人も少なくありません。
ドラマや映画の探偵のように、少し離れて尾行すれば簡単に証拠が取れると思っている方もいます。
しかし、現実の調査はそんなに簡単ではありません。
相手に気づかれないように追うこと。
車両や徒歩、電車移動に対応すること。
ホテルや相手宅に入る瞬間を逃さないこと。
証拠として使える写真を撮影すること。
その後、相手の氏名や住所につながる情報を確認すること。
これらを冷静に行うには、経験と技術が必要です。
証拠写真は「撮れればいい」わけではない
浮気調査で重要なのは、ただ写真を撮ることではありません。
誰と誰が、いつ、どこで、どのような行動をしたのか。
これが分かる形で記録する必要があります。
たとえば、ラブホテルに入る場面を撮影できたとしても、顔が写っていない、時間が分からない、場所が特定できない、入った人物がはっきりしないという状態では、証拠として弱くなってしまう場合があります。
また、ホテルに入った瞬間だけでなく、出てくる場面や滞在時間も重要になります。
一瞬だけ写真を撮ったつもりでも、後から見返すと肝心な部分が写っていないこともあります。
証拠として使うためには、感情ではなく、記録として残す意識が必要です。
尾行は簡単そうに見えて非常に難しい
尾行は、ただ後ろをついていけばよいものではありません。
徒歩であれば、信号、曲がり角、駅の改札、エレベーター、コンビニ、飲食店など、見失いやすい場面がいくつもあります。
車であれば、信号の変わり目、急な車線変更、駐車場の出入り、混雑した道路、高速道路など、難しい場面が多くあります。
近すぎればバレます。
離れすぎれば見失います。
この距離感を状況に応じて変えながら追うことは、経験がない方にはかなり難しい作業です。
特に、浮気を疑っている本人が尾行をすると、感情が入ってしまいます。
相手の車を見つけた瞬間に焦って近づきすぎたり、ホテルに入る場面で動揺して撮影が遅れたりすることもあります。
浮気相手と別れた後の追尾はさらに難しい
浮気調査では、配偶者と浮気相手が会っている場面を確認するだけでは不十分なことがあります。
相手が誰なのか。
どこに住んでいるのか。
どこに勤務しているのか。
今後、慰謝料請求や弁護士への相談を考える場合には、浮気相手の身元確認が必要になることもあります。
そのためには、配偶者と浮気相手が別れた後、浮気相手の追尾を行い、住所や生活拠点につながる情報を確認する必要があります。
しかし、これは素人の方にはかなり困難です。
配偶者と浮気相手が別れた瞬間、どちらを追うのか判断しなければなりません。
車で別々に移動する場合もあります。
駅で別れて、違う電車に乗ることもあります。
タクシーに乗ることもあります。
その場で判断を間違えると、相手の身元確認ができないまま終わってしまいます。
一度バレると、証拠は取りづらくなる
自分で調査を行う一番の危険は、相手にバレてしまうことです。
尾行に気づかれた。
友人が近づきすぎた。
車のナンバーを見られた。
写真を撮っているところを見られた。
ホテル付近で不自然に待っているところを見られた。
このようなことがあると、相手は一気に警戒します。
その後は、行動を変えられてしまう可能性があります。
会う場所を変える。
時間を変える。
ホテルを使わなくなる。
相手の車に乗らなくなる。
連絡方法を変える。
証拠になりそうなものを消す。
こうなってしまうと、後から探偵に依頼しても、証拠を取る難易度が上がってしまいます。
一度警戒された後の調査は、通常よりも時間や費用がかかることがあります。
つまり、自分で動いた結果、かえって証拠が取りづらくなってしまうのです。
友人を巻き込むことでトラブルになる場合もある
友人に調査を手伝ってもらうことにも注意が必要です。
友人が感情的になって相手に声をかけてしまう。
浮気相手の家の近くまで行ってしまう。
勝手に写真を撮りすぎてトラブルになる。
後日、話が周囲に広まってしまう。
このようなリスクもあります。
本人は助けているつもりでも、調査としては逆効果になることがあります。
浮気問題は非常にデリケートです。
興味本位で関わった人が増えるほど、話が大きくなり、冷静な対応が難しくなることもあります。
自分で調査する前に相談することが大切
浮気を確信すると、すぐにでも相手を追いかけたくなる気持ちは分かります。
しかし、そこで焦って動いてしまうと、相手に警戒され、証拠が取れなくなる可能性があります。
特に、ホテルへの出入り、相手宅への出入り、浮気相手の住所確認などは、慎重に行う必要があります。
バレずに証拠を撮影し、必要に応じて相手の身元確認まで行うことは、素人の方には簡単ではありません。
一度失敗してからでは、取り返しがつかないこともあります。
浮気を疑っている場合は、自分で無理に調査を行う前に、まずは専門家に相談することをおすすめします。
まとめ
浮気調査は、ドラマのように簡単なものではありません。
尾行、張り込み、撮影、相手の身元確認。
どれも経験が必要な作業です。
友人に頼めば何とかなると思っても、実際には面白半分で動かれてしまったり、相手にバレてしまったりするリスクがあります。
そして、一度バレてしまうと、証拠を取ることは一気に難しくなります。
浮気を確信しているときほど、冷静な判断が必要です。
自分たちで動く前に、まずは状況を整理し、必要に応じて専門家へ相談してください。
トラスト探偵事務所 青山美咲

