夫や妻が浮気をしたとして、その問題を自分だけで解決できるのか?
これはとても難しい問題ですが、確かに問題を終わらせることはできます。
ただ、相手がよほど引け目を感じていない限り、大半の浮気トラブルは泥沼化し、自分だけの力では思うような形で解決できることはできません。
■浮気トラブルは相手の出方次第で泥沼化する
浮気トラブルの多くが泥沼化してしまうのは、相手の出方が非常に不都合なものが多いからです。
なぜなら、浮気トラブルの解決というのは、あなたにとって都合の良い終わりを迎えることだから。
しかし、浮気者のパートナーにとっては、あなたに都合の良い終わりは自らのデメリットになるからです。
〇浮気をした人間は無かったことにしたい
浮気をした人間が真っ先に考えるのは、浮気をした事実自体を無かったことにしようというものです。
そのためには、浮気を許されたいという気持ちが強く、しいていうなら責められたくはないという自己防衛本能が働いています。
けれど、それは浮気をされた側が望むものではありません。
浮気をしている人間を許すことは難しいですし、それを無かったことにするなんてもっての他。きちんと謝罪してもらいたいし、その責任を取ってもらいたいはずです。
浮気トラブルが発生した時点で、浮気をした側とされた側は相反する目的を持っているわけです。
〇慰謝料を取られたくはない
浮気をされた場合、誰でも考える慰謝料請求。
しかし、これに直に応じるケースも殆どありません。
まず、そもそもの浮気を認めたがらないわけですから、慰謝料請求を受けたいと思う人間はいません。
しかも慰謝料請求を受ければ、当然お金を払わなければなりません。
その金額は年収の4分の1~5分の1程度とも言われていますから、100万円程度の請求額に決まることが多いわけです。
この金額を払いたい人間はまずいません。
払えないとなればどうするかといえば、当然浮気について認めないというのが結論になるわけです。
〇離婚を望まないケースも
また、浮気をしていながら離婚を認めないというケースも多々あります。
離婚を望まない人間というのはかなり多く、これが原因で浮気について認めないという人も多いです。
また、浮気による離婚を認めたくないという人も多いでしょう。
■浮気について認めさせて勝つしかない
こうして、浮気トラブルが一度起きれば、相反する目的を持つ2者の対立が深まり一気に泥沼化します。
ここで泥沼を終わらせるとしたら、相手がもっともしたくないこと。つまり、浮気について認めさせるしかありません。
もしそれができない場合、トラブルは泥沼化したうえ、相手の都合の良いラストを迎えるでしょう。
浮気についてもはっきりと認めず、離婚もせず、浮気相手の正体も不明。当然慰謝料請求もできません。
しかし、もし相手に浮気について認めさせることができれば?
相手にとっては不都合ですが、あなたにとって好都合なラスト。つまり、離婚ができたうえ、慰謝料請求もできるような結末を迎えられるかもしれません。
■浮気について認めさせるために専門家が必要
浮気について認めさせるためには、有無を言わさぬ証拠と、その証拠を使って浮気を認めさせる法律の専門家の力が必要です。
なぜなら、このトラブルは最終的に必ずと言って良いほど法廷に持ち込まれるからです。
本人が何がなんでも浮気について認めないとしたら、やはり裁判に行くのが普通。
そこまで行く前になんとかするためにも、探偵や弁護士の力が必要になります。
■無料相談を使ってみる
探偵事務所も弁護士事務所も、今や無料相談が普通になっています。
浮気トラブルは必ず自分一人で解決できるとは限りませんし、その判断を付けるためにも、浮気の専門家への相談をおすすめします。