日々新しい手口が生まれる詐欺から身を守るにはどうすればいいのでしょうか?
探偵社として詐欺から身を守る7ヵ条を紹介します。
第1条・知らない番号の電話にでない
多くの特殊詐欺は電話から始まります。相手は百戦錬磨の詐欺師。その騙しテクニックから逃れるのは難しいものです。
しかし電話に出なければ詐欺師も得意な話術を発揮できません。ですから知らない番号からの電話は出ないのが一番です。スマホで表示されたときに身に覚えがない番号は出ないようにしましょう。
電話番号を覚えるのは大変なので知っている人の電話番号は名前と名字を入れて登録します。
第2条・テレビのニュースは怖がらずに見よう
ニュースは得てしてネガティブな情報ばかりで避けたくなる気持ちは分かります。しかし詐欺から身を守るためには最新の詐欺の手口を知ることが重要です。
NHKでは各地方の放送局で、その地域で起きた詐欺の最新事例を紹介しています。
また朝夕のニュース番組やニュースバラエティでもその時々で話題になっている詐欺の報道があります。流し見でいいので大まかな詐欺の中身をチェックすれば、被害者になる確率を下げられます。
第3条・本当に存在しているのか情報元の裏をとろう
投資を持ちかけられたとしても、話している人が本物かどうか、投資先が本当に存在するかどうかを確認することが一番の根本です。
特殊詐欺の多くは存在しないものを打っています。相手の商品が本当に存在しているのか、売ろうとしている人が本物か、確認できなれければ信じてはいけません。
第4条・お金の話は性善説ではなく性悪説で対応する
通常の人間関係は性善説で捉えないと人間関係がギスギスしてしまいます。しかしお金の話は別。性悪説で考えないと間違いを見抜けません。
詐欺も性悪説で、お金の話は誰でも嘘をつく、あるいはもっと儲けようと考えていれば、相手の思惑が見えてきます。
第5条・お金の話がでたら、それは詐欺だと思う
お金の話と関係ないことや、お金とは関係ない間柄のときに、お金の話が出てきたら、それはおかしいと直感が働くようにならないといけません。
第6条・人によって騙される詐欺は違う。自分を過信しないこと
詐欺の種類は非常に多岐にわたるので、詐欺に引っかからないと思っても、引っかかってしまうことがあり得ます。
自分は詐欺に遭わないと過信しないこと。詐欺グループは組織的に人を騙そうとしています。
第7条・詐欺にやられたと思ったら警察に届けよう!
詐欺かなと思ったら、警察の相談窓口「♯9110」