近年、浮気調査の依頼が増えており、夫や妻の行動が「怪しい」と感じるケースも少なくありません。では、どのようなサインが浮気の可能性を示しているのでしょうか?今回は、探偵の視点から「浮気の兆候」を見抜くポイントを詳しく解説します。
浮気の典型的なサインとは?
探偵が浮気調査を行う際、依頼者から「最近、パートナーの行動が変わった」といった話をよく聞きます。その変化が浮気のサインかどうかを見極めるために、以下のような行動をチェックしてみましょう。
① スマホの扱い方が変わった
スマホを肌身離さず持ち歩くようになった
→ 以前は家にスマホを置いたまま行動していたのに、トイレやお風呂場にまで持ち込むようになった場合は要注意。
画面を見せなくなった / ロックの変更
→ LINEやSNSの通知が来たときに、スマホの画面を裏返す、ロックの解除方法を変えるなどの行動も浮気の兆候。
通話履歴やLINEのトーク履歴が消えている
→ 普段から履歴を消す癖がなかったのに、突然削除するようになった場合、浮気相手とのやり取りを隠そうとしている可能性がある。
② 帰宅時間や行動パターンが変化した
残業や外出が増えた
→ 「仕事が忙しくなった」「飲み会が増えた」といった理由で帰宅が遅くなるのは典型的な浮気の兆候。
休日出勤や出張が増えた
→ 「急な出張」や「週末の仕事」と言い始めた場合も注意。実際には浮気相手と会っている可能性がある。
散歩やジム通いが増えた
→ 「運動不足だから散歩する」「ジムで体を鍛える」といった口実で、特定の時間帯に家を出るようになったら要注意。その時間を浮気相手と過ごしている可能性も。
③ 外見や服装の変化
急にオシャレに気を使うようになった
→ 服装や髪型に無頓着だった人が、突然ファッションに気を使い始めたら要チェック。
香水をつけるようになった / 香りが変わった
→ これまで香水をつけていなかったのに、突然使い始めた場合、新しい出会いがあった可能性が高い。
下着が変わった
→ 新しい下着を買い揃えたり、派手なデザインのものを選ぶようになったら、誰かに見せるための可能性がある。
浮気を疑ったときのチェック方法
では、浮気の兆候があった場合、どのように確かめればよいのでしょうか?探偵が実際に活用するチェックポイントを紹介します。
① レシート・クレジットカード明細を確認する
行ったことのないレストランやホテルのレシートがある
→ 食事や宿泊の履歴が突然増えた場合、誰と行ったのかを確認する。
クレジットカードの明細に「高価なプレゼント」の購入履歴がある
→ 浮気相手へのプレゼント購入の可能性があるため、支払い履歴をチェック。
② 車の走行距離やカーナビの履歴を確認する
普段行かない場所の履歴が残っている
→ ラブホテルや特定の住宅街が履歴に残っている場合、浮気相手の家やデートスポットの可能性がある。
車内に見慣れないものがある
→ 例えば、知らない髪の毛、香水の香り、女性用のアクセサリーなどが落ちていないか確認。
③ 予定を聞いたときの反応をチェックする
急に機嫌が悪くなる / 予定を曖昧にする
→ 「今週末、何してるの?」と聞いたときに、妙に動揺したり「ちょっと予定あるけど…」と濁す場合、浮気相手と会う予定があるかもしれない。
「なんでそんなこと聞くの?」と逆ギレする
→ 浮気をしている人ほど、問い詰められると逆ギレする傾向がある。
浮気を確信したときの対処法
もし、パートナーの浮気を確信した場合、どう対応すればよいのでしょうか?
① 感情的にならず、証拠を集める
LINEのやり取りや写真を保存する
浮気相手とのデート履歴を記録する
探偵に調査を依頼し、決定的な証拠を確保する
② 証拠が揃ったら、弁護士に相談
浮気相手への慰謝料請求
→ 法的に慰謝料を請求するためには、ラブホテルの出入り写真など、確実な証拠が必要。
離婚を考える場合、親権や財産分与の準備をする
→ 特に2026年の共同親権導入後は、親権問題が複雑になるため、事前にしっかりと準備を。
まとめ
スマホの扱い方が変わる、帰宅時間が遅くなる、服装が変わるなどのサインを見逃さない
レシート、車のナビ履歴、会話の反応などから浮気の兆候をチェック
証拠を集め、法的に有利な状況を作ることが大切
浮気の疑いを持ったとき、感情的にならずに冷静に対処することが重要 です。探偵として、証拠をしっかり押さえることで、依頼者が不利にならないようサポートしていきます。
次回は、「探偵が実際に行う浮気調査の方法」 について詳しく解説します!