2026年4月から、自転車での交通違反に対して罰金が科されるようになります。
これまで「注意」や「講習」で済んでいたものが、いよいよ本格的に取り締まりの対象となるわけです。
私たち探偵の仕事でも、自転車を使って対象者を尾行するケースがあります。
ルールが厳しくなることで調査に影響が出る部分もありますが、法律や条例の改正に合わせ、工夫しながら対応していく必要があります。
しかし、調査中だけではなく、日常生活の中でも自転車マナーの悪さは目につきます。
私が通勤する道でも、子供を後ろに乗せた母親が、横断禁止の国道を渡っていく姿をよく見かけます。しかも車は青信号で走っている最中。とても危険で、見ているこちらがヒヤヒヤしてしまいます。
本来、自転車は便利な移動手段であると同時に、「歩行者より速く、車より弱い」という立場。
だからこそルールを守って安全に利用することが求められます。
2026年4月から始まる罰則強化は、多くの人の意識を変えるきっかけになるかもしれません。
でも本当に大事なのは「罰金を取られるから気をつける」のではなく、「自分と周りの命を守るために気をつける」こと。
ぜひ、日常の中で自転車マナーを意識して、安心・安全な生活を送っていただきたいと思います。