家族を守るための「犯罪疑惑」素行調査

投稿日 : 2025年12月6日最終更新日時 : 2025年12月2日投稿者 : tr-office カテゴリー : 探偵

盗撮・薬物・反社との付き合いを放置しない

夫や妻を信じたい気持ちは誰にでもあります。
しかし同時に、「自分や子どもが犯罪に巻き込まれたくない」という現実的な不安もあります。

配偶者が盗撮をしていた、薬物に手を出していた、反社とつながっていた──。
こうした事実が発覚したとき、世間から責められるのは当人だけではありません。
住んでいる家、名義、ローン、子どもの学校生活など、家族の生活すべてに影響が出ます。

だからこそ、「なんとなく怪しい」を放置せず、早い段階で実態を確認しておくことが大切です。

■配偶者の犯罪は、家族にも大きな影響がある

・警察の捜査で自宅が家宅捜索される可能性
・職場に事実が伝わり、家計の柱である収入が途絶えるリスク
・マイホームや車のローンが払えなくなる不安
・子どもの学校や近所での噂・いじめ

「知らなかった」で済めば良い話ではなく、「なぜ止められなかったのか」と家族が責められることもあります。
そのため、「疑わしい行動があるのに、あえて目をつぶる」ことは、決して優しい選択とは限りません。

探偵事務所に寄せられる相談をまとめると、次のような流れが多く見られます。

・自宅で盗撮機材らしきものを発見
　→ 配偶者を問い詰める
　→ 逆ギレされ、機材やパソコンを処分される
　→ 「もう証拠がない、でも不安だけが残る」

・急に夜中の外出が増え、帰宅時間も不規則に
　→ 財布の減りが早くなる
→ LINEや通話履歴はまめに消されている
　→ 薬物や怪しい交友関係を疑うが、決定的な証拠はない

・会社関係とは思えない「怖そうな人」と飲み歩いている
　→ 名刺も会社名も見せない
　→ 家族に名前を教えようとしない
　→ 反社とのつながりを疑うが、確かめる術がない

この段階で、相談者の方はすでに「精神的には限界」に近い状態になっています。
しかし、法律相談や警察相談に行っても、「証拠が薄い」「具体的な被害がまだ出ていない」と言われ、動いてもらえないことも少なくありません。

調査を検討する際、次のような情報を簡単にメモしておくと、話がスムーズに進みます。

・不審な行動があった日時と場所
・そのときの服装・持ち物・車両などの情報
・怪しいと思った物（カメラ、薬物のようなもの、封筒、レシートなど）の内容
・これまでにあったトラブルや、本人の発言で気になったもの
・小さなことでも「違和感を覚えたポイント」

「こんな細かいことまで話していいのか」と思う内容ほど、実は調査のヒントになります。
探偵側も、法律に反しない範囲で何ができるのかを説明しつつ、調査方法や費用の提案をしていきます。

・日常の行動パターンの確認
　出勤・退勤時や休日の過ごし方を継続的に追い、どこに・誰と・どれくらいの時間滞在しているのかを把握します。

・交友関係の確認
　一緒にいる人物の容姿や出入り先を把握し、一般的な会社員なのか、そうでなさそうなのかを見極める材料を集めます。

・出入りしている場所の確認
　風俗店、キャバクラ、反社関係者が出入りするような飲食店、違法薬物が出回るとされるエリアなど、出入り先の性質を調べることで、行為の危険度をある程度推測できます。

・証拠の形で残す
　写真、動画、行動記録などを、いつ・どこで・誰と・何をしたのかが分かる形でまとめます。
　これは後に弁護士や警察へ相談する際にも重要な資料になります。

配偶者の犯罪疑惑を調べると聞くと、「調査をしたら、もう離婚するしかない」と考える方もいます。
しかし、実際には

・シロだったことがわかり、改めて信頼できた
・グレーだったので、家庭内で話し合い、条件付きで再スタートした
・黒だったので、子どもと自分を守るための準備を早めに進められた

など、結果によって選べる道はさまざまです。

大切なのは、「事実を知らないまま、なんとなく我慢し続ける」状態から抜け出すことです。
真実を知ることは怖いですが、知らないまま巻き込まれる方が、もっと怖いケースもあります。

配偶者が犯罪に関わっているかもしれないという相談は、誰にでもできる話ではありません。
探偵事務所では、相談内容や調査の有無が外部に漏れないよう、秘密厳守を徹底しています。

・まずは相談だけ
・自分のケースで、探偵にできること・できないことを聞く
・調査が必要かどうかを一緒に考える
・必要であれば、今後の弁護士・警察への相談ルートも踏まえて判断する

このステップを踏むことで、感情だけで動くのではなく、家族の生活と安全を守るための現実的な選択がしやすくなります。

「夫（妻）の行動が、ただの心配で済めばいちばん良い」
そのためにも、一度立ち止まり、事実をきちんと確認するための手段として、素行調査・身辺調査を検討してみてください。
不安を抱え続ける日々から抜け出すための、最初の一歩になります。