浮気・不倫調査の相談でよく出るのが、このパターンです。
「毎週金曜は遅い。だから金曜に調査を入れた。なのに、その日に限って真っすぐ帰った」
そして次に出るのが、「じゃあ浮気じゃないのかも」という迷い。

結論から言うと、空振りは失敗ではありません。むしろ、空振りの中に“次に当てるための材料”が詰まっています。調査はギャンブルではなく、確率を上げる作業です。この記事では、空振りが起きる理由と、外した日をどう活かせば調査が強くなるかを解説します。

「空振り」は失敗じゃない|浮気調査で“外した日”を次に活かす考え方


空振りが起きるのは「予定が2人で決まる」から

浮気は、本人が「今日は会う」と決めても成立しません。相手の予定がある。体調がある。仕事がある。家庭がある。
つまり、浮気の接触日は“二者の都合の交点”で決まります。

だから、普段は金曜に会っている人でも、たまたま相手が残業、子どもの用事、家族のイベントで動けない週がある。これだけで金曜のルーティンが1週ズレます。
依頼者側から見ると「いつも通り金曜に遅いはずなのに」ですが、当事者側では「今週は無理だから来週にしよう」が起きているだけ、ということが多いです。


空振りは「何もなかった証明」にはならない

空振りの日に、対象者が真っすぐ帰宅した。
この事実は大事ですが、それだけで「浮気がない」とは言い切れません。

理由は3つあります。

1つ目は、会う日がズレただけの可能性。
2つ目は、会う場所が変わった可能性(短時間・別エリア・車内での接触など)。
3つ目は、警戒して予定を変更した可能性。

特に「調査が入った」ことを本人が察するケースは少なくありません。依頼者の追及、急な態度変化、スマホ確認、当日の言動のぎこちなさなどから、対象者が“用心モード”に入ることがあります。


外した日のチェックポイント|次の精度が上がる見方

空振りの日は、ただ落ち込む日ではなく「データが取れた日」です。次の調査精度を上げるために、ここを見ます。

1) その日の言い訳は自然だったか

残業や飲み会の説明に具体性があるか、話が一貫しているか。
「誰と」「どこで」「何時まで」が薄いなら、別の動きの可能性も残ります。

2) 帰宅後の様子が普段と違うか

機嫌、入浴のタイミング、洗濯物、香水、服の扱い、スマホの持ち歩き。
短時間接触の日ほど、帰宅後に“後処理”が出ることがあります。

3) 翌日に動きが出ていないか

空振りの翌日に、妙に外出する、連絡が増える、身だしなみが変わる。
「今週ダメだった分を翌日に回収」が起きることがあります。


空振り後の最適解は「翌週同曜日」になりやすい

空振りしたときの基本戦略はシンプルです。
同じ曜日で翌週も押さえる。これが強い。

なぜなら、ルーティン行動は“戻る”からです。
金曜が動きやすい人は、翌週も金曜が動きやすい。しかも、今週会えなかった分、翌週の優先度が上がることもあります。

もちろん、状況により「前後の曜日も含める」判断もあります。金曜がダメだった場合に木曜へ寄る、土曜へ寄るなど、ズレ幅を想定して組むと、さらにヒット率が上がります。


「調査日を1回で決め打ち」すると損しやすい

浮気調査で一番もったいないのは、1回で決め打ちして終わってしまうことです。
相手都合でズレる、警戒でズレる、場所変更でズレる。こうした揺らぎは普通に起きます。

だからこそ、最初から「1回で終わる前提」より、「パターンを固める前提」で考えるほうが合理的です。
帰宅時間のメモや、遅い日の曜日傾向が揃っているなら、調査日は“点”ではなく“連続した狙い”として設計したほうが、費用の無駄も減ります。


まとめ|空振りは“次を当てるための材料”になる

空振りは、調査が下手だった証拠ではなく、予定がズレただけのことが多い。
重要なのは、外した日を「データ」として扱い、翌週の同曜日や前後曜日へ戦略をつなげることです。

  • 普段の帰宅時間をメモして傾向を出す

  • 狙った日に空振りしても、翌週に同条件で再トライ

  • 空振り当日と翌日の違和感を拾う

この流れを押さえると、調査の精度は一段上がります。調査は当て物ではなく、確率を上げる科学っぽい作業です。気持ちより、記録と設計が勝ちます。

トラスト探偵事務所