浮気調査では浮気以外の知られざる一面を見ることもできます。

 

浮気をされて困っているという人にとっては、浮気トラブル以外はどうでも良いことかもしれません。しかし、浮気調査では時として、浮気以外の事実を知ることがかなり重要になることも多いのです。

 

■浮気以外の事実を知る機会でもある

 

浮気調査は別名「素行調査」とも呼ばれています。

 

素行調査とは、素の行動、つまりターゲットの普段の行動を知るための調査であり、依頼者の知らない一面を知るための調査でもあります。

 

 

浮気調査は素行調査の一種であるというのが探偵業界の一般的な考えであり、普段の行動を調べるための調査である以上、浮気を調べてみたら、実は全く別の一面を知ってしまうことがあるのです。

 

■仕事の大変さを知る

 

浮気調査をした結果、ターゲットとなる人物が思ったよりも仕事に忙しく、非常に苦労している様子を知ることもあります。

 

依頼者が浮気を疑う原因の一つに「帰りが急に遅くなった」というものがあります。

もちろんこれは浮気の兆候でもあるのですが、その中にはやはり仕事が忙しくなってしまったせいでろくに家に帰れない状態に陥っているターゲットもいるのです。

 

例えば調査をしてみた結果、いつまでたっても会社から出てこない。しかしフロアの明かりは灯っているような時は、おおむね残業で忙しいケースが多いです。

 

これは調査を一旦打ち切るかと思われた時、会社からターゲットが出てくる。これから浮気相手と接触かと思いきや手荷物はなく、そのまま近所のコンビニへ。

 

購入した内容を調べると、エナジードリンクや栄養ドリンク、そして夜食用のカップラーメン。髪もみだれ、疲れ切った面持ちであくびをしながら会社へと戻る様子は、浮気調査をしていれば幾度か目にする光景です。

 

浮気かと思えば、ただ残業で忙しかっただけ。

 

これも一つの事実には違いありませんし、安心材料でもありますよね。

それに、専業主婦の方は、自分の夫は会社でどれだけ苦労しているのかを知る良い機会にもなります。家族のために頑張る父親の姿に感動し、浮気調査を依頼して夫婦関係がより良いものに変わったケースもあります。

 

■ギャンブル依存が発覚する

 

最近家に帰るのが遅く、さらには休日に仕事と言って出ていくと、当然浮気を疑いますよね?

 

そこで浮気調査をしてみた結果、なんとターゲットはパチンコ店に入りびたりでギャンブル依存症に気が付いてしまったなんてケ―スもあります。

 

 

ギャンブルへの依存は突如としてはじまるものです。

若いころからギャンブルを趣味としている人を除き、多くのギャンブル依存は社会からの強いストレスによって引き起こされます。

 

それまで一切ギャンブルに興味もなく、真面目を絵に描いたような人物であっても、仕事や家庭のストレスから逃れるために、ある日突然ギャンブルにのめり込むケースがあります。

 

 

ギャンブル依存は本人への害だけでなく、家族への害にもなりえます。

昔からギャンブルを趣味にしているならいざ知らず、いきなりギャンブル依存になったような人はそもそもギャンブルに勝てませんし、パチンコだろうが競馬だろうが負けまくります。

 

結果、貯金をまるごと使い果たした時にようやくギャンブル依存に気が付いたなんて人も珍しくありません。こうなってくると、子供の進学費用や生活費まであらゆる日常生活に支障をきたしてしまいます。

 

浮気調査の結果、パチンコ店や競艇場に入り浸っているような人を見つけることは珍しくありません。こういった事実が早めにわかることでリスクを回避できます。

 

■相手が既婚者だったケースが判明

 

交際している相手が、実は既婚者だったというケースも浮気調査から判明することがあります。

 

既婚者だとわかるのは大抵が男性で、交際中には独身だと偽っってまで浮気をしたがっているかなり危ない人物です。

 

男性はよく浮気相手を作るために独身者を装うことがあります。

最近はインターネットで出会うようなことも多く、自分のプライベートを一切知らない人間とも簡単に出会えるので、独身だと偽って近づいてくる男性も珍しくないのです。

 

そんな男性と真剣に交際しようものならまったくの無駄ですよね。

 

浮気調査を行い、相手が既婚者だとわかるのは、ある意味では浮気が発覚するよりもショッキングなできごとですが、その分だけ無駄な恋愛をせずに済みます。

 

■犯罪などに関わる出来事も

 

浮気調査を行った結果、様々な犯罪が判明するというケースもあります。

 

発覚する犯罪というのは大抵が軽度なものですが、なかには大それた犯罪なども目にすることもあります。

 

ただ、普段はとてもまじめな人間が、本人の見ていない所で犯罪を行っていたというケースはかなり驚くべき事実です。

 

事情はともかくとして、浮気よりも明らかに問題となる事実がわかってしまうのですから、浮気調査といって甘くみないほうが良いかもしれません。

 

■浮気調査で真実を知ろう

 

浮気調査では偶然、まったく別の重要な事柄がわかることがあります。

 

本来、それらの調査は別の調査項目で依頼し調査すべき案件なのですが、基本的に普段の行動を本人にバレないように監視するという点において、浮気調査でも十分その手の証拠が手に入ってしまうのです。

 

もしかして浮気をしているかも?

と思ったら、そこには浮気ではないまったく別の事柄が隠れているかもしれません。

 

しかし、事実は調べなければ決して判明しないもの。

疑わしい行動をとっているなら、とりあえず浮気調査を依頼してみるのも良いでしょう。