探偵 どうやって調べる

探偵はどうやって調べる?警察との違いは?探偵の調査方法を詳細解説!

探偵は浮気調査や失踪人の捜索など、各種調査を請け負ってくれます。ただ、実際にどうやって調べるのか、気になる方も多いと思います。本記事では、探偵がどうやって調べるのか、調査方法を詳細解説していきます。探偵の調査方法について気になる方は、ぜひ一読してみてください。

 

 

探偵はどうやって調べるか

 

探偵は各調査を行う際に、下記の方法を中心に活用していきます。

・尾行
・張り込み
・聞き込み
・SNS検索

それぞれ詳細を確認していきましょう。

 

尾行

 

探偵の調査で基本となる方法が「尾行」です。尾行と聞くと、電柱や物陰に隠れながらターゲットを追跡するイメージが強いかもしれませんが、実際に探偵が行う尾行は少々異なります。物陰に隠れるというよりも、周囲の人や風景に溶け込む形で、ターゲットを尾行していく形です。無理に身を隠すと、周囲からかえって怪しまれてしまいます。最悪の場合、探偵自らが不審者として通報されてしまう可能性もあるので、上手く周りに溶け込みながら自然な形で尾行することが大半です。

尾行のスキルは、探偵経験の長さによって変わってきます。経験が浅い探偵の場合だと、相手に尾行がバレてしまう可能性が高いです。探偵に調査を依頼する際に、必ず探偵経験の長さ・これまでの経歴を確認するようにしましょう。

 

張り込み

 

浮気の証拠などを押さえる際によく行われるのが「張り込み」です。ターゲットが建物の中に入った際、出入口を調査員で固めて、ターゲットが出てくるまで待機します。張り込みが長時間に渡る場合は、車両の中で待機することも多いです。通常、張り込みは複数人の探偵・調査員で行います。単独で張り込みが行われると、証拠を取り損ねてしまう可能性もあるので要注意です。依頼時に、複数人で張り込みが行われるか確認しておきましょう。

 

聞き込み

 

失踪人の捜索では「聞き込み」を中心に行います。近隣住民に直接聞き込みを行うこともあれば、電話などで聞き込みを行うケースもあります。聞き込みを行う際は、探偵の身分を隠すケースが多いです。探偵の身分を明かしてしまうと、聞き込み相手が警戒してしまう可能性があるためです。ただ、探偵が「警察の身分」を装って聞き込みを行うのはNGです。警察を装って聞き込みを行うことは「法律違反」ですので、探偵がこのような行動を行っていないかチェックする必要があります。

 

SNS検索

 

近年、探偵の調査手法として取り入れられているのが「SNS検索」です。TwitterやFacebookを活用して、調査対象者の情報を集めていきます。調査対象者本人のアカウントから情報を得ることもあれば、知人や関係者のアカウントにアプローチして情報を得ていくこともあります。

SNS検索は、失踪人の捜索で特に有効です。日本全国のユーザーに対して、情報提供を呼びかけることができるので、効率よく情報を収集することが可能です。

 

探偵と警察の調査方法の違い

 

探偵と警察の調査は、「証拠を集める」という根本的な部分は同じです。ただし、調査方法に関しては違いがあります。警察の場合、「公的な身分」が保証されているため、事件解決につながる場合であれば一般人が行えない行動も許可されています。たとえば、マンションの敷地内で張り込みを行ったり、個人情報を収集できる点が挙げられます。

探偵は警察と異なり、特別な身分が保証されている訳ではありません。身分は基本的に「一般人」と同じですので、一般人が行って違法となる行為は、探偵も行ってはいけません。ただし、「探偵業法」で認められている調査に関しては、探偵が行っても違法になりません。探偵業法では「探偵が他者から依頼を受けて、特定人物の行動を調査する」ことが認められています。

 

探偵は民事の調査に広く対応!まずは探偵事務所に相談してみよう!

 

探偵は各種調査方法を用いて、民事関連の調査を広く請け負ってくれます。調査のプロである探偵に依頼すれば、手に入れたい証拠・情報を着実に集めることが可能です。

警察の場合、事件性が高い事案でないと調査を行ってくれません。これに対して、探偵であれば警察が対応してくれない調査に関しても、対応可能なケースが多いです。ただし、探偵であるからといって、違法行為を行うことが認められている訳ではありません。各種調査方法は、法律に違反しない範囲ないで活用される必要があります。

探偵事務所によっては、過去に違法な調査方法を導入して行政処分を受けたケースも少なからずあります。行政処分を受けた探偵事務所は、警視庁など警察のホームページに名前が公表されていますので、依頼候補先の探偵事務所が掲載されていないか確認してみてください。