電子書籍で出版されているサレ妻サレ夫の実体験が描かれているエッセイ漫画には「不倫」 のタイトルの上に必ずモラハラの文字がついています。
現実世界では確認できませんが、少なくとも漫画の世界では不倫する配偶者は必ずと言っていいほど モラハラ加害者です。
一体どういうことなのでしょうか?
サレ妻サレ夫のエッセイコミックの黄金パターン
現実を元に書かれているのだから致し方ありませんが、サレ妻サレ夫のエッセイコミックの設定は大体同じ。
そのパターンを列挙していくと不倫夫・不倫妻の本質が見えてきます。
結婚した当初からモラハラ体質
なかでも一番特徴的なのが、不倫した側は結婚した当初からモラハラ体質であること。
主人公に共感を持ってもらうために、わざわざモラハラ夫や妻にしているとも思えません。
もちろん好き同士で結婚するのだから、交際中は「優しい人」を装ってしっぽを出しません。
結婚して絶対に逃げないと分かってからは態度がかわり、じょじょに本来の人格を現します。
不倫するような配偶者は、もともと相手をないがしろにする態度をとっており、その延長線上に不倫があると言えそうです。
最初から配偶者を下にみている
「誰のおかげでメシが食えているんだ!」
という言葉が一番分かりやすいですが、相手を見下す要素は収入だけではありません。
容姿、学歴、家柄、教養など、いったん自分より格下だと見極めたら、相手の気持ちなどどうでもいいのです。
協力しないといけないときに逆の行動をとる
人生には様々な局面がありますが、不倫する配偶者は本来なら理解・協力しなければならないときにこれみよがしに、配偶者の状況を理解することなく、自分勝手な行動をとります。
サレ妻の場合は、妊娠、出産、育児、再就職のとき。
サレ夫の場合は、転職、転勤、昇進、降格のとき。
自分が一番辛いときに不倫されたらたまったもんじゃありません。
モラハラ夫・妻の母親もモラハラ
モラハラ夫・妻は母親の血を引いているのでしょうか、エッセイコミックに登場する不倫配偶者の母親も100%もモラハラ体質です。
子供が不倫しても隠したり、かばったりして、離婚しようとする主人公を止めにかかります。
サレ妻・サレ夫コミックエッセイの謎
モラハラ夫・妻のコミックエッセイの謎ですが、主人公が配偶者の不倫に悩んでいるときなぜか主人公の両親が登場しないケースが多いのです。
主人公の理解者はせいぜい親友か兄弟。
実の両親でも、やはり古い価値観を持っている人も多いせいか、「離婚を我慢しろ」という場合も多いようです。
また主人公のピンチを強調するために両親があまり登場しないようになっているのかもしれません。