人気元人気アイドルグループの一員だったプロ野球のレギュラー選手の妻が、結婚以来、長年SNSなどで誹謗中傷を受けていました。長男の誕生日を機にさらにエスカレートして行きます。その誹謗中傷には、身近なものでしか知りえない個人情報がさらされていました。SNSの誹謗中傷で被害者が自殺したという騒ぎから、令和2年から誹謗中傷したアカウントの情報開示請求と特定ができるようになりました。しかしこれは弁護士に非常情報開示請求・アカウントを依頼すると相場で70万から80万円ほどの相場のようです。
プロ野球選手で年俸1億以上の選手だからこそできますが、一般の人が誹謗中傷を受けて対応するには、痛い金額ですね。
なんと犯人は、同じチームの控え選手の妻。
レギュラー選手と控え選手では年俸が1桁違うようで、妬みの対象になったようです。
一般人からしてみれば、控え選手の年俸でも破格なんですが……
この事件でSNSで誹謗中傷した場合、必ず人物が特定されてしまうという事実が判明しました。炎上したような言動をとった人物を以前のように誹謗中傷はできなくなりました。
自身がMCを務める番組で霊感商法するカルト教団を擁護したタレントも、妻である事務所の社長が、「SNSの誹謗中傷には断固とした態度を取る」と発言すると、たちまち誹謗中傷は鎮火。そのかわりにその数日後には、タレントの自宅に生卵が投げ込まれました。
犬の糞や生ゴミを置いたり、落書きしたりするのは家の前にいる時間が長くなるので、見つかったり、目撃者が生まれる可能性が高まります。
その点生卵だと、軽くて遠くから投げ込めるので、見つかるリスクが軽減します。
としても、やられた方はたまったもんじゃないでしょうが……
広範囲な防犯カメラを設置しない限り、犯人を特定することは難しいでしょう。
ここにきて、誹謗中傷嫌がらせは一周回って、元のアナログ戦法に戻ってきたようです。
以前の「SNSの誹謗中傷は個人が特定できない」という常識は過去のもの。
デジタルのものだけに完全に証拠が残ってしまうものになりました。
とある田舎の資産家の大きな庭がある邸宅の前に犬の糞が週に何度か捨てられるようになりました。さらに、お菓子や、飲み物の空き缶、空き瓶も捨てられるように……
これは、もしかして嫌がらせ?と思った資産家は探偵にいやがらせ犯の特定を依頼しました。ほどなく近所の犬を飼っている一家の一人の仕業だと分かります。家族で交替で犬の散歩を行っており、犬の糞を捨てていたのは年配のご主人でした。犬の糞は持ち帰るという常識がご主人にはまだ浸透していなかったようです。
ちなみに庭の周りにゴミが増えたのは、近所にコンビニがオープンしたからでした。