アンバー·ハードとジョニー·デップの元夫婦のDVをめぐる泥沼の裁判は、概ねアンバーハードの捏造が発覚したことで決着がつきました。10年近くを裁判に追われて、空転していたジョニーデップのキャリアは再び動き始めたようです。一方、熊田曜子さんの夫の DV は、夫の DV の瞬間を録音していたことで決定的になり、夫の傷害罪が確定しました。
この 2つのDV 裁判は何が違ったのでしょうか?検証してみました。
熊田曜子の場合
まず熊田さんの場合は明らかにDVが行われる瞬間をとらえるために、事前から準備がされていたことは間違いありません。
以前から夫のDVを告発するためにボイスレコーダーを用意していたのでしょう。夫がどんな事をすれば暴力的になるか把握しており、激昂し始めたらすかさずスイッチを押す。夫の暴力を証明する為の証拠が動画ではなく、音声であることもきりさんの家だったのかもしれません。暴力の場面を録音していたら、それを覆す証拠がなければ裁判で夫が無実を証明することはできません。
ネットが発達した社会で、熊田さんが夫から暴力を受けた翌日に元気な姿か見せている画像や動画が出てくれば結果は覆るでしょうが、熊田さんは最初から夫から DV を受けたことを証明するために、証拠をキャッチするつもりでいるのでそんなヘマはしません。やり方は簡単です。DVの事件があった後には外に出なければいいだけです。ま、本当にDVを受けた後は、怪我を見られないように、なるべく外に出ないようにするでしょうが……DVをくつがえす証拠が出ない限り、夫の有罪は確定できです。熊田さんは、以前から SNS などで、夫が夕食を食べてくれなかったり、不仲であることを発信しており、離婚する理由を100%夫が原因であるように用意周到に仕向けています。
熊田さんのケースがどうであったかのは、推測の域を出ませんが、音声の証拠は、場合によっては被害者側が大げさな演技をしていて、あたかも暴力が激しかったと装うことも可能です。
アンバー・ハード対ジョニー・デップの場合
一方、アンバーの場合は、行き当たりばったりにジョニーが暴力を振っているということにして、すべてをあとづけで証拠をでっち上げている形跡があります。
すでに結婚生活が破綻した後になってから、遡ってジョニーに暴力を振るわれたということにして、偽装を画策したらしく、後から後から矛盾点がたくさん出てきますした。
暴力を振るわれた日時の前後の画像や映像も、しっかり残っていたので、実際には暴行はなかったことが後になって証明されました。
それでも文章や発言1つで、10年近くもジョニーを苦しめました。10年前だったら判決は違ったものになっていたかもしれません。ネットの普及によって、過去の映像や痕跡が遡って検索できる時代だから、ねつ造を暴くことができました。となると、過去に起きた暴行訴訟の中には冤罪のケースがある可能性も考えられそうです。
日米のDV訴訟を比べると、熊田さんの方が一枚上手ということになりそうです。
しかし、もう一方の民事である熊田さん不倫裁判の方は、どうやら夫の方に分がありそうです。
仮にもまだその方が不倫をしていたという事実が公になれば、熊田さんの今後の芸能活動に支障がきたしそうです。
芸能界の場合、男性タレントが不倫した場合は世間の目は厳しいですが、女性タレントが不倫した場合は割と甘々。
げんに自らが不倫して家を出て行った女性タレントの多くは、現在も以前と同じように芸能活動をしています。それは夫の方が妻の今後の芸能活動や、子供への配慮か、あまり妻の落ち度を公にしないからだと思います。一方、熊田さんの夫は芸能関係者ではないので、芸能界の不文律とは無関係。そのために泥沼の戦いになってしまったようです。