夫に裏切られた悲劇をネタにしてバズっている人妻がいます。
なんと夫が不倫した相手は70人というから驚きですが、いったいそんなことが可能なんでしょうか? 顛末を追ってみましょう。

 

 

ある日、夫のスマホを覗いてみると……

 

egoさんは30歳の既婚女性、ある日何気なく夫のスマホを覗いてみると、Twitterに恐るべき書き込みが……
真面目を絵に描いたような男と思っていた同世代の夫は実はTwitterで裏垢を作りネットナンパを繰り返しており、女性達とのエッチ動画をTwitterに投稿しています。
女性とのエッチ動画を上げることで、「この人とエッチしたい」という女性ファンからお声がかかり、また次の女性と出会いにつながるということ。
こうして、個人のTwitterながら1万人の登録者を持つほどになっていました。
egoさんは、信頼できる親友二人に相談します。
夫を問い詰め、しっかり証拠を掴むために、録音や議事録の用意をして喫茶店に呼び出しました。
夫は2019年に転勤したことをきっかけに、ネットナンパにはまり、約2年間のうちに70人もの女性と肉体関係を持ちました。
秘められた欲求が、ネットというツールを得たことで、一気に解放されてしまったのかもしれません。
関係した中には未成年らしい女性も入っており、しかも、性病にも感染しています。

 

ネットナンパは不倫と言えるのか?

 

egoさんは、「70人と不倫」と夫のネットナンパを定義しています。
妻にとってはおぞましい事実には違いがありませんが、離婚をする場合の不貞行為は継続的・反復的なものとされています。特定の女性と長期的なつきあいをしたわけではないし、その間の夫婦生活も維持されていたようなので、「継続的な不貞行為」とはみなされない可能性もあります。
egoさんも指摘していますが、夫は「セックス依存症」の疑いが強いように思われます。
夫が風俗通いが好きでも、それは不倫とは認定されないのと同じ理屈です。
ただ、「婚姻を継続しがたい重大な事由」にあたることは間違いないでしょう。
また、未成年との行為が証明された場合は刑事事件として、夫は処罰されます。
しかし、わざわざ夫を刑事罰にまで追い込んでもegoさんのメリットは少ないといえます。
「70人と不倫」という大げさなものでないにしても、SNSというツールを使って密かな出会いを楽しんでいる人は男女問わず存在しているのは事実です。
egoさんが夫からどれだけ慰謝料をもらえるか分かりませんが、今回のネタで大いに名を上げたので、「離婚・不倫」に関する専門家になれる可能性大です。
それだけは夫の不倫の大きな収穫だったのではないでしょうか?