サバンナ・高橋茂雄46歳が30歳と結婚。安田大サーカスのクロちゃんが20代の女性と交際開始。などなど、マスコミには40代のさほど格好いいとも思えないタレントが若くてかわいい女性と結婚できるという報道が飛び込んで来ます。「そこで、「俺もワンチャンあるかも……」と希望を持つのは勝手ですが、実は40代以降の人が20代の女性と結婚できる可能性は年々下がっているのをご存知でしたか? またこの事実が中年男性を不倫やパパ活に走らせている原因かも知れません。
男性が結婚相手に望む年代は20代に集中
日本の平均の結婚年齢がどんどん下がって歯止めが効きません。その原因の一つに奨学金制度があります。日本の奨学金制度は海外と違い、明らかに借金。奨学金を払い終わって、貯蓄に転じてからじゃないと、さすがにプロポーズはしにくいものです。しかし、既にその頃にはいい年齢になってなっており、同年代と結婚しても妊娠、出産できるか微妙なライン。男性の結婚の目的はやはり子どもを育てて家庭を作ることにあります。求める女性の年代は安全に出産ができる年齢つまり20代、30代までということになります。ということで、いくら年を取っても男性が結婚相手に求めるのは若さ。しかし、統計はその願望とは裏腹の厳しい現実を示しています。40代男性が20代女性と結婚できる確率は、2000年では1000人に1人、2010年代では2000人に1人、2020年は3000人に1人と、年を追うごとに若い女性と結婚できる確率は遠のいていきます。
忘れちゃいけない。クロちゃんもサバンナ高橋も成功者
「クロちゃんみたいなデブハゲが若い女性と交際できるなら俺だって……」と思いたくなりますが、クロちゃんはアイドルグループへの歌詞提供などで年収3000万円と言われています。さらにザイオンス効果という接触回数が増えることで、だんだん好感度が増していくというタレントの強みがあります。クロちゃんの彼女はテレビでクロちゃんを見て交際したいと思ったようです。(売名行為の噂もありますが……)とにかくテレビタレントと一般人を比べることに無理があるようです。
結婚して家庭を作ることも無理となると残るのは若い女性に触れたいという欲望だけ。
逆に若い女性の方は楽してお金を手に入れたいということでパパ活に行き着きます。
ここだけは中年男性と若い女性の利害が一致するというワケです。
政府が奨学金制度の仕組みを変えたり、若い人の困窮を支援する方向に向かえば、結婚適齢期が下がり少子化が防げるかもしれません。