フィジークという競技をご存知でしょうか? ボディビルと同じように鍛え抜かれた筋肉の見事さを競う競技です。しかし、ボディビルが筋肉の大きさを競うのに対して、フィジークは筋肉と全身のバランスの美しさを競います。
ボディビルの選手は見るからに大きな筋肉で、服を着ていても一般の人と違う身体つきだと分かるのに対して、フィジークの選手は服を着ているときは一見普通。でも脱いだら凄い細マッチョ系の筋肉なのが特徴です。
フィジークの現役選手が発見したユニークな浮気防止対策を紹介します。

 

抑えきれない性欲の秘密は脂肪にあり?

 

F選手は20代前半の頃は筋トレを行っており、その頃はバリバリの肉食系で女性を求めずにはいられなかったとか。ところが、フィジークの大会に出場するようになってから、激しい食事制限を開始。脂質を限りなくゼロにする食事法を実践します。すると、みるみる性欲が減退して試合前の減量期には全く性欲がなくなったそうです。
しかし、最近になって食事制限の方法を変更。「ケトジェニックダイエット」以前とは真逆の脂肪分をしっかり摂取して、糖質を抑える食事法に切り替えました。すると、次第に性欲が回復するようになったといいます。
その体験から、脂肪分が性欲の源ではないかと仮説を立てています。
性欲の強い人を「肉食系」というだけあって、脂肪分のほとんどは動物性脂肪から摂取します。ジューシーな肉をたくさん食べると精力も旺盛になるのは、生物学的裏づけはともかく、
誰もが納得する説得力のある仮説です。

 

性欲が抑えられない人、相手の浮気防止のためにも脂肪をカット

 

F選手が勧める浮気防止は脂肪分をカットすることです。自分が浮気をしそうで心配な人は脂肪を摂取しないように気をつける。パートナーの浮気が心配な人は、パートナーのために作る料理の脂肪分をできるだけ取り除く。これで自然と性欲が減退して、異性に興味が湧かなくなるということです。
デメリットは性欲そのものが減退するので、パートナーとの夜の営みにも支障が出てきてしまうことです。浮気を心配する側が性的な欲求不満を抱えて、浮気・不倫に走る心配が出てきます。これでは本末転倒な感じが……
性欲を抑えるのもいいですが、あまりに極端だと逆効果になってしまいそうです。脂肪はできるだけ取りたくありませんが、大事な栄養素の1つでもあるので、全く取らなくなるのは、健康にも危険のようです。
何事もほどほどがいいようです。