やっとジャニーズ事務所側がジャニー喜多川氏の生前の性加害を認めました。社長に元少年隊の東山紀之氏に就任するなど、事務所側もかなり変化しつつあるのは間違いないものの、性犯罪者の名前を変えないまま事務所を存続するなど色々問題は残されたままです。芸能界もジャニーズを擁護する派と断固否定する派に真っ二つに分かれています。その差は一体どこから来ているのでしょうか?
ジャニーズの名を残せ派は旧式の価値観・情報で生きている
「ジャニーズの名はタレントが培ってきたエネルギー、プライド」と語った東山氏。会見後「Show must go on」とSNSで発信したキムタクと共に自分の立場が分かっていないようです。ジャニーズにいる恩恵ばかり受けてきたために、現実が見えていないのかもしれません。
所属タレントでなくても、それに賛同する人も多くいました。性被害を訴えた人を逆に断罪するような言動をした山下達郎氏、デヴィ夫人、と一緒にこれらの人はジャニーズの光の部分しか見ていないとしか言いようがありません。一般の人でも、情報をテレビや新聞・雑誌などでしか得ない人もなぜここまでジャニーズが叩かれているのか分からないと思う人も多いでしょう。それほど日本は数十年にわたってジャニーズに洗脳され、マスコミはその片棒を担いでいたのです。ジャニーズにマイナスな情報は遮断されていたので、性加害の情報もデマだと思っていた人も多いでしょう。とくにジャニーズに好きなタレントがいればなおさら信じたくないのはなおさらです。
ジャニーズは解体せよと考える人は情報がアップデートされている
一方、同じジャニーズ所属でも『ジャニーズWEST』の仲間淳太氏はジャニーズという名前のグループに所属しながらも、被害者の気持ちを考えたらジャニーズの名は使えないと発言。世界的に見たら性加害者は芸能界から永久追放されるので、冷静に現状を見ていることが分かります。芸能界のご意見番的な存在の中でも唯一上沼恵美子氏だけが、関西で活躍しているので、あまりジャニーズの影響がないためか言語道断とジャニー喜多川氏を断罪していました。一般の人でもジャニーズ解体は当たり前と思っている人は情報をネットから収集している人に多いようです。既に旧メディアが偏った情報を流していることは明らかになりました。とはいえネット情報も何が真実で何が嘘なのか見分けがつきません。ますます正しい情報を掴むスキルが必要になってくるでしょう。