浮気をされたときに感じる嫉妬は、決して単なるわがままや性格の問題ではありません。

嫉妬という感情は、人類が生き抜くために備えてきた感情のひとつだと言われることがあります。

進化心理学の考え方では、男性と女性では嫉妬しやすい部分が違うと説明されることがあります。

男性は、自分の子どもではない子を育てるリスクを避けるため、女性が他の男性と性行為をしたかどうかに強く反応しやすい。

女性は、子どもを育て生活していくうえで、相手の経済力や保護、継続的な関係が重要だったため、男性の気持ちが他の女性へ向くことに強く反応しやすい。

このように説明されることがあります。

つまり、男性は「体の関係」に、女性は「心の関係」に嫉妬しやすいという考え方です。

しかし、茨城で浮気調査のご相談を受けていると、現代の夫婦問題は必ずしもこの原理だけでは説明できないと感じます。

 

浮気と嫉妬の感情|茨城の浮気調査で見える男女の変化

 

昔と比べて「遊びならいい」という女性は減っている

以前は、夫の浮気について、

「遊びならまだいい」
「気持ちがなければ許せる」
「家庭に戻ってくるなら我慢する」

という女性もいました。

しかし最近は、そのように考える方は減ってきているように感じます。

たとえ気持ちがなくても、体の関係があった時点で許せない。

遊びだったとしても、家族を裏切ったことに変わりはない。

ホテルへ行っていたなら、それだけで無理。

このように考える女性が増えています。

これは女性が強くなったからなのか、経済的に自立する女性が増えたからなのか、夫婦関係への考え方が変わったからなのか、一概には言えません。

ただ、30年近く探偵として浮気調査に関わっていると、昔と比べて「体だけなら許す」という女性は少なくなっているように感じます。

男性も「浮気なら即離婚」とは限らない

一方で、男性側の反応にも変化があります。

昔であれば、妻の浮気が分かった時点で、

「絶対に離婚する」
「一度でも許せない」
「不貞があれば終わり」

という男性も多くいました。

もちろん、今でもそのように考える方はいます。

しかし最近は、妻の浮気が事実であっても、必ずしも即離婚を望まない男性も増えているように感じます。

「浮気相手と別れてくれればいい」
「子どものために婚姻関係は続けたい」
「相手男性には責任を取らせたいが、妻とはやり直したい」
「家庭を壊すことまでは望んでいない」

このような相談もあります。

これは男性が弱くなったというより、家庭、子ども、住宅ローン、生活費、親族関係など、現実的な問題を考える方が増えたとも言えます。

浮気が許せない気持ちと、家庭を維持したい気持ちが同時に存在しているのです。

茨城では生活の現実が判断に大きく影響する

茨城県では、土浦、つくば、水戸、取手、牛久、龍ケ崎、守谷、石岡など、車移動を中心とした生活をしているご家庭も多くあります。

夫婦で住宅を持っている。
子どもの学校や保育園がある。
親の家が近い。
勤務先が限られている。
地域のつながりがある。
生活費や車の維持費がかかる。

このような現実があるため、浮気が発覚しても、感情だけで離婚を決められない方もいます。

怒りや嫉妬はある。

許せない気持ちもある。

しかし、すぐに離婚して生活が成り立つのか、子どもにどのような影響があるのか、家や車、仕事をどうするのか。

そうした現実的な問題を考えながら判断する方が多いです。

嫉妬は自然な感情であり、恥ずかしいものではない

浮気をされたとき、嫉妬する自分を恥ずかしいと感じる方もいます。

「もう夫婦関係は冷めていたのに、なぜ苦しいのか」

「離婚したいと思っていたのに、相手が他の人といると許せない」

「自分でも気持ちが分からない」

このように感じることがあります。

しかし、嫉妬は自然な感情です。

相手への愛情だけでなく、信頼を裏切られた怒り、家族を壊された悔しさ、自分を軽く扱われた悲しさ、今後の生活への不安など、さまざまな感情が混ざっています。

だからこそ、浮気問題は単純に「好きか嫌いか」では整理できません。

嫉妬しているから離婚したくないとは限りません。

逆に、離婚したいと思っていても、嫉妬や怒りが出ることはあります。

他の異性と楽しそうししている写真などを見ると、関係が冷めているにも関わらず嫉妬のような感情が湧いてきます。

証拠を取る目的も変わってきている

浮気調査というと、離婚や慰謝料請求のために行うものと思われがちです。

もちろん、不貞の証拠は法的な手続きにおいて重要です。

しかし、実際のご相談では、証拠を取る目的は人によって違います。

離婚したい。
慰謝料請求したい。
浮気相手と別れさせたい。
婚姻関係を続けるために事実を確認したい。
相手の嘘をやめさせたい。
自分の気持ちに区切りをつけたい。

特に最近は、男性からの相談でも「証拠を取ってすぐ離婚したい」というより、「浮気相手と別れてもらい、婚姻関係は続けたい」という内容が増えているように感じます。

この場合、証拠の使い方も変わります。

相手を追い詰めるためだけではなく、話し合いを進めるため、浮気関係を終わらせるため、夫婦関係をどうするか判断するために証拠を取るのです。

感情のままに問い詰める前に

浮気を疑ったとき、嫉妬や怒りの感情から、すぐに問い詰めたくなることがあります。

「誰と会っているのか」

「いつからなのか」

「体の関係はあるのか」

「本気なのか」

そう聞きたくなるのは当然です。

しかし、証拠が不十分な段階で問い詰めてしまうと、相手に警戒される可能性があります。

LINEを消す。
スマホのロックを変える。
会う場所を変える。
車の使い方を変える。
ホテルではなく相手宅に行く。
しばらく会わないようにする。

茨城では車移動が多いため、一度警戒されて行動パターンを変えられると、証拠を押さえるタイミングが難しくなることがあります。

嫉妬や怒りを感じること自体は悪いことではありません。

ただ、その感情のままに動く前に、事実を確認し、証拠を整理することが重要です。

茨城で浮気調査をお考えの方へ

茨城で浮気調査を行う場合、車での移動、相手宅への出入り、ラブホテルの利用、コンビニや駐車場での合流、仕事帰りの寄り道など、地域特有の行動パターンがあります。

浮気が事実だった場合、どうするかは人によって違います。

離婚するのか。
婚姻関係を続けるのか。
慰謝料請求をするのか。
浮気相手と別れさせることを優先するのか。
子どものために一度冷静に考えるのか。

大切なのは、感情だけで結論を出さないことです。

嫉妬や怒りは自然な感情です。

しかし、その感情をどう整理し、どのような行動につなげるかが重要です。

トラスト探偵事務所では、調査以外にも感情の整理や持って行き方までアドバイスいたします。

トラスト探偵事務所 青山美咲