「パートナーが浮気をしている可能性が高く、離婚をしたい。けれども、浮気の証拠がなく、離婚を拒否されている。」
このような悩みを抱えている方、少なくないと思います。自分で浮気の証拠を集めようにも、上手くいかないケースが多いです。そこでおすすめしたいのが、「探偵への浮気調査の依頼」です。探偵に浮気調査を依頼することで、離婚調停で活用できる証拠を集めることが可能になります。
本記事では、探偵の浮気調査の概要、活用方法について詳細を解説していきます。浮気の証拠を集めて離婚を成立させたい方は、ぜひ一読してみてください。
探偵の浮気調査とは
探偵の浮気調査とは、調査対象者・浮気相手を尾行して、浮気の事実関係を証明する証拠を集める調査になります。探偵は依頼主の要望に応じて、浮気証拠の収集・調査対象者の行動パターンの把握を進めていきます。
浮気の調査自体は「事件性」がないため、当然ながら警察は動いてくれません。これに対して、探偵は「民事の調査を全面的に扱う」ため、浮気の調査も行ってくれます。探偵の浮気調査は「探偵業の業務の適正化に関する法律(通称:探偵業法)」によって認可されています。「探偵の浮気調査=違法」と認識されている方が稀にいますが、この認識は正しくないので誤認しないようにしてください。
探偵の浮気調査は離婚目的で利用可能!
探偵の浮気調査は「離婚成立」を目的として利用可能です。「パートナーとの離婚を考えている」旨を探偵に伝えれば、探偵側も離婚の根拠となり得る浮気証拠の獲得に動いてくれます。離婚を成立させるには「不貞行為」を立証する必要があります。婚姻関係というのは、一種の「契約関係」です。不貞行為を行うことは、婚姻関係という契約に違反することになるため、「契約破棄=離婚」の根拠となる形です。
探偵の浮気調査で得られる証拠
探偵の浮気調査で得られる浮気の証拠として、下記の証拠が挙げられます。
・浮気相手と一緒にいる写真・動画
・ホテル、レストランなどの領収書
・浮気相手との会話録音
上記の証拠のうち、離婚調停で最も有効な証拠になるのが「浮気相手と一緒にいる写真・動画」です。特に、ホテルや浮気相手の自宅に出入りしている写真・映像は、肉体関係の証明として非常に有効な証拠となります。
ホテル・レストランなどの領収書、浮気相手との会話録音は、状況証拠として活用することは可能ですが、単独で肉体関係を証明するには少々物足りないです。離婚調停で有効となる証拠を集めてもらうよう、探偵に依頼するようにしましょう。
弁護士事務所と提携している探偵事務所もある
探偵事務所の中には、離婚裁判を専門に扱う弁護士事務所と提携しているところもあります。探偵の浮気調査で浮気の証拠を集めた後、そのまま提携の弁護士に証拠を渡して離婚裁判を行っていく形がとられます。
探偵事務所が弁護士事務所と提携していれば、離婚の裁判で弁護士を探す手間がかかりません。また、探偵事務所と弁護士事務所間で情報を共有してくれるので、依頼主側で情報を管理する必要もなくなります。離婚を目的に浮気調査を依頼する際は、探偵事務所が弁護士事務所と提携しているかチェックするようにしましょう。
探偵に浮気調査を依頼する際は「実績」を必ず確認する
探偵に浮気調査を依頼する際は、浮気調査の実績を必ず確認するようにしてください。探偵事務所によって、得意としている調査領域が異なってきます。浮気調査の実績が充実している探偵事務所であれば安心して調査を依頼できますが、実績な不十分な探偵事務所の場合だと、期待した証拠を獲得できないこともあります。
浮気調査の詳しい実績は、探偵事務所のホームページは掲載されていないことが多いです。問い合わせ、面談時に実績を見せてもらうようにしてください。浮気調査の実績提示に難色を示した場合は、別の探偵事務所への依頼を検討しましょう。
探偵の浮気調査は離婚目的で利用可能!着実に浮気の証拠を集めてもらおう!
探偵の浮気調査は、離婚目的の証拠集めでも利用可能です。離婚を検討している旨を探偵に伝えれば、探偵側も離婚で活用できる浮気の証拠を集めてくれます。浮気調査の依頼費用については、探偵事務所によって様々です。最初から1つの探偵事務所に絞らず、複数の探偵事務所をピックアップして比較するようにしてください。浮気調査の実績が充実しているか否かも、合わせてチェックするようにしましょう。
探偵事務所の中には、弁護士事務所と提携している探偵事務所もあります。離婚を目的とする場合、最終的に裁判が必要になるケースも少なくありません。浮気調査後、スムーズに離婚の裁判に進みたい場合は、弁護士事務所と提携している探偵事務所の利用をおすすめします。