人生を普通に生きていても弁護士を頼まないといけない出来事はなかなかありません。
普段使わない法律用語はちんぷんかんぷんだし、弁護士というと雲の上のような存在なので、その善し悪しの基準は分かりません。
そのために依頼人に親身になってくれない弁護士に当たってしまうと、高い費用を使いながら、権利分の慰謝料や養育費をもらえなくなってしまいます。
そんな弁護士に当たらないためにも、今回は避けるべき弁護士の3つの特徴をお伝えします。

 

絶対に頼んではいけない離婚弁護士の特徴3選

 

その1・専門用語を並び立てて説明しない

 

素人である相談者や依頼人に、「法律の用語や仕組みを分かりやすく教える」という意識が全く欠けており、難しい言葉を並べ立てる。
相談者が質問してもネットで調べれば出てきますと説明する努力がない。
エリート意識が強いのか、コミュニケーションをとろうとする努力をせず、目を見て話をしません。
そもそも相談者の悩みや苦しみを解決するのが弁護士の役割のはずですが……会話にもならなくては、解決のしようがありませんね。

 

その2・時間や外見がルーズ

 

弁護士は依頼人の代理のはずなのに、時間に遅れてくる、服装がヨレヨレで乱れている、メールの返信が遅いなど、これでは依頼人どころか調停の裁判官の印象も悪くなってしまので、交渉を任せられません。
「刑事コロンボ」や「金田一耕助」など見た目はヨレヨレだけど、中身は切れ者というのはフィクションの中だけの世界。
「人は見た目が9割」というけれど、見た目や時間厳守、即レスなど分かりやすい評価が得られる部分の努力を怠っている人が、後で挽回するのは難しいようです。

 

その3・すぐに離婚を打診してくる

 

当事者にとって離婚は人生の中で重要な出来事ですが、遺産相続や裁判沙汰と違い、弁護士事務所にとっては小さな報酬に過ぎません。
慰謝料の相場は多くて300万?400万円と言われています。
そのうち成功報酬は1割と言われているので、数をこなしてナンボの世界になります。
そうなると、1件1件を丁寧に扱う余裕はなく、ついつい当事者の気持ちをおざなりにして、離婚を急ごうとしてきます。
依頼する方はたまったもんじゃないですね。

 

まとめ

 

3つの要素を総合的に考えると、結局は親身になって誠実に対応してくれるかどうかに尽きますね。
電話応対の態度で、親切度がかなりの確率で分かります。
複数の弁護士さんを相談した上で、一番信頼できる弁護士を選びましょう。