アウトドアにはSTOP=ストップという行動指針があります。
自然の中では天候不順だったり害獣と遭遇したりなど、しばしば予測不能なことが時々発生します。
予測不能が起きてしまうのは現実社会でも同じ。トラブルが発生してパニックにならないように、日頃からSTOPの概念をインプットしておきましょう。
今回は「パートナーが浮気をしているかもしれない」と感じたときに応用してみましょう。
STOP=ストップ・動くのをやめる
自然の中でトラブルが発生しても、迂闊に動くと墓穴を掘ります。こういう場合は一旦行動を止めましょう。パートナーの浮気の痕跡のようなものを発見した場合も、いきなり相手を問い詰めたり、必死になってほかの証拠を探したりするのは禁物。下手に動くと「浮気を疑われている」と感づかれ、逆に尻尾を出さなくなるからです。
THINK=シンク・考える
シンクというと考えをめぐらすというイメージですが、ここでは心を落ち着かせるという意味です。頭の中で情報が駆け巡っていますが、それを鎮めて冷静になります。
「浮気しているかも」と思った時も怒り悲しみなど、さまざまな感情が駆け巡りますがここは一旦冷静になりましょう。
OBSERVE=オブザーブ・観察する
心が落ち着いたら、今度は周囲の状況をじっくり観察します。
浮気の場合、出てきた証拠からパートナーの最近の行動、言葉、服装、アイテムの変化などに思いを巡らせて冷静に判断します。
パートナーの行動履歴を丹念に調べていくと、浮気している場合、どのタイミングでどこで浮気しているかと推理することができるでしょう。
この時点で、浮気が「確実に黒」「している可能性もある灰色」「思い違い」など、状況判断ができていると思います。
状況判断がしっかりできていれば、次の計画をしっかり立てることができます。
まだグレイではっきりしない場合は、もう少し様子をみる必要があるかもしれません。
また浮気の予防対策をすることも可能です。パートナーがどこでいつ浮気しているかが把握していると、探偵事務所に調査依頼する場合も簡単です。
いずれにせよ、具体的な行動をするための計画なしには、いい結果は得られないことがわかります。
浮気だけでなく、生活全般に関してSTOPは必要な考え方です。