夫や妻のスマートフォンを見たとき、LINEのトーク履歴や通話履歴がほとんど残っていなかったというご相談があります。
本人へ確認すると、
「スマートフォンが重くなるから消している」
「昔から履歴を残さない性格」
「仕事の連絡が多いから定期的に整理している」
などと説明されることがあります。
実際に、浮気とは関係なくLINEや通話履歴を削除する人もいます。そのため、履歴が消されているという事実だけで、浮気を断定することはできません。
しかし、以前は履歴を残していたのに、ある時期から頻繁に削除するようになった場合や、特定の異性とのやり取りだけが消えているように見える場合は、何かを隠している可能性も考える必要があります。
朝帰りをした日から、スマホの履歴を残さないようになった。
明らかに女性とのやり取りだと思うが、証拠がない。

すべて消しているつもりでも、消し忘れが残ることがある
浮気を隠そうとしている人は、異性とのLINEや通話履歴をこまめに削除します。
会話が終わるたびにトークを消したり、電話をした直後に履歴を削除したりする人もいます。しかし、どれほど注意していても、毎回完全に消し続けるのは簡単ではありません。
急いでいた日、酔って帰宅した日、やり取りの途中で寝てしまった日などには、メッセージや通話履歴が残っていることがあります。
過去のメッセージは消されているのに、直近の一通だけが残っているケースもあります。
例えば、
「今日は送ってくれてありがとう」
「さっきは二人きりになれてよかった」
「次はいつ会える?」
「無事に着いたら連絡して」
「おやすみ♡」
といった短いメッセージです。
一通だけでは関係を断定できなくても、過去の外出や帰宅時間と照らし合わせることで、重要な手掛かりになる場合があります。
スマートフォンを確認できる機会があれば、慌てずに見る
スマートフォンを確認できる状況があっても、気持ちが動揺していると、目の前にあるメッセージだけを見て終わってしまいがちです。
大切なのは、相手の名前や本文だけではありません。
メッセージの日時、前後の会話、通話した時間帯、通話時間、その日に配偶者が何をしていたと説明していたかまで整理する必要があります。
例えば、本人が「会社の飲み会だった」と話していた日の深夜に、特定の異性との通話履歴が残っていれば、説明との食い違いを確認できます。
「送ってくれてありがとう」というメッセージがあった場合も、いつ、どこへ送ったのか、その日の帰宅時間や移動手段はどうだったのかを考えることが重要です。
スマートフォンを見る機会がある場合は、直近のやり取りだけでなく、以前から怪しいと思っていた日付と照らし合わせながら、見られる範囲を丁寧に確認してください。
ただし、無断でロックを解除する、パスコードを推測する、別の端末から本人のアカウントへログインする、監視用のアプリを入れるなどの行為は避けるべきです。スマートフォンの確認をめぐって、夫婦間の問題とは別のトラブルになる可能性があります。
通話履歴にも重要な情報が残る
LINEの文章だけでなく、通話履歴が手掛かりになることもあります。
通常の電話履歴は削除していても、LINE通話の履歴が残っている場合や、その反対のケースもあります。
深夜や早朝に同じ相手と繰り返し通話している、外出した日の直前と直後に電話している、帰宅途中に長時間通話しているといった記録があれば、相手との関係性を考える材料になります。
ただし、通話履歴だけでは会話の内容までは分かりません。仕事の相談や友人関係の可能性もあるため、通話の回数や時間帯だけで結論を出さず、その前後の行動も含めて判断する必要があります。
履歴を削除している事実より、説明と行動の矛盾を見る
浮気の可能性を判断するときは、「履歴を削除している」という一つの行動だけを見るのではなく、本人の説明と実際の行動が一致しているかを確認します。
「仕事の連絡しかしていない」と言いながら、休日や深夜にも頻繁に連絡している。
「一度送っていっただけ」と言いながら、別の日にも同じ異性と会っている。
「二人きりになったのは偶然」と説明しているのに、二人で会う予定を相談しているメッセージが残っている。
このような矛盾が複数重なる場合は、単なる友人関係や仕事上の付き合いでは説明しにくくなります。
一方で、履歴を削除していても、実際の外出や帰宅時間に不自然な点がなく、本人の説明にも矛盾がない場合は、浮気とは関係のない習慣である可能性もあります。
しかしながら、浮気をしていないのにわざわざ履歴を消すなんて面倒なことをする人はまずいません。
そう疑って見た方が良いです。
見つけた直後に問い詰めるのは慎重に
怪しいメッセージや通話履歴を発見すると、すぐに本人へ問い詰めたくなります。
しかし、一通のメッセージだけを見せて問いただしても、
「冗談で送っただけ」
「みんなにも同じような文章を送っている」
「その日は他の人も一緒だった」
などと説明され、事実が分からないまま終わることがあります。
さらに、浮気を疑われていると気付けば、それ以降は履歴を徹底的に削除したり、別の連絡手段を使ったりする可能性があります。
そのため、まずは発見した日時、相手の表示名、メッセージの内容、関連する外出日などを整理し、何が不自然なのかを冷静に確認することが大切です。
消された履歴と消し忘れを、経験豊富なプロが判断します
トラスト探偵事務所では、夫や妻のLINEや通話履歴についてのご相談もお受けしています。
「このメッセージはどのような意味に見えるのか」
「本人の言い訳は自然なのか」
「調査をするほどの状況なのか」
「もう少し様子を見た方がよいのか」
こうした疑問について、メッセージだけでなく、帰宅時間、外出の頻度、スマートフォンの扱い方、本人の説明などを総合的にお聞きし、長年の調査経験から判断します。
履歴を消しているからといって、すべてを浮気と決めつけることはありません。本人の説明が十分に考えられる場合は、その点も率直にお伝えします。
反対に、消し忘れたLINEや通話履歴と実際の行動が一致し、複数の不自然な点が重なっている場合には、どのような日を調査すれば事実を確認しやすいかをご案内します。
スマートフォンに残された一つの消し忘れが、これまで感じていた違和感を整理する手掛かりになることがあります。一人で判断できずに悩んでいる方は、問い詰めて相手を警戒させる前にご相談ください。
ご相談だけでも結構です。
お気軽にお問い合わせください。
トラスト探偵事務所 青山美咲

