探偵が浮気調査を行う際、どのような方法で調査しているか気になる方も多いと思います。探偵は「民間調査のプロ」ですので、証拠を確実に押さえるために様々な手法を駆使して調査を行います。本記事では探偵が浮気調査を行う際の手法について、詳細を解説していきます。浮気調査がどのように行われるのか知りたい方は、ぜひ一読してみてください。

探偵の浮気調査方法は主に3つ!

 

探偵が浮気調査を行う際に利用する方法は、大きく分けて下記の3つになります。

・尾行
・張り込み
・聞き込み

それぞれ詳細を確認していきましょう。

尾行

 

浮気調査で最も利用される調査方法として「尾行」が挙げられます。尾行と聞くと、電柱などに隠れながら相手の後をつけるイメージが強いかもしれません。ただ、実際の尾行では周りの人に紛れながら、相手との距離を一定に保つことに重点が置かれます。必ずしも、物陰に隠れる訳ではありません。むしろ、物陰に隠れていると周囲から不信な目で見られる可能性も高く、調査対象者にバレてしまうケースもあります。

探偵の尾行は単独で行われることはほとんどなく、2名以上のチームで行うことが多いです。仮に尾行がバレてしまっても、別の尾行者に変わることでカモフラージュすることが可能になります。

 

張り込み

 

調査対象がホテルなどの屋内に入った場合、張り込みが行われます。張り込みは車の中で行ったり、建物の出口付近で立って行ったりなど、ケースに応じて柔軟に変えていきます。大型の施設に入った場合は、施設の中まで入って張り込みを行い、ターゲットを見失わないよう細心の注意を払います。

建物に複数の出入口がある場合は、出入口すべてに探偵を配置することが多いです。そのため、人件費がかさんでしまうこともあるので、注意してください。

 

聞き込み

 

浮気相手の所在が分からない、どこで浮気をしているのか不明瞭など、浮気の情報が不足している場合は「聞き込み」を行います。聞き込みの際は、探偵であることを伏せて行うことが多いです。直接人に聞く方法以外にも、電話・SNSを使って聞き込みを行うこともあります。特に近年はSNSの発展が相まって、TwitterやFacebookなどで有効な情報を獲得できるケースも増えてきています。直接人に聞き込むよりも効率的に情報を収集できる点、SNSの強みです。

聞き込みで、浮気相手に直接アプローチをとることも可能です。調査対象者の知人などを装って、自然に情報を聞いていきます。聞き込みは他の調査方法よりも高度なテクニックが必要とされます。若手の探偵よりも、経験豊富なベテラン探偵の方が聞き込みに秀でているケースが多いので、浮気調査を依頼する際に実績を確認してみてください。

 

GPS・盗聴器の利用を行う探偵には要注意

 

探偵事務所の中には、浮気調査の際に「GPS・盗聴器」を利用するところもあります。GPSを使うことで、ターゲットに行動を把握することが可能です。また、盗聴器を使えば会話内容を確認することができます。ただし、GPS・盗聴器で得た情報のみでは浮気の決定的な証拠にはなりません。GPS・盗聴器の情報はあくまでも補足的な証拠になります。

また、盗聴器の設置は「依頼者本人」が行う必要があります。探偵が勝手に盗聴器を仕掛けると、不法侵入などの違法行為に該当することも。

GPS・盗聴器のみの調査を提案してきたら、その探偵事務所は利用しない方が無難です。別の探偵事務所への依頼を検討するようにしましょう。

 

別れさせ工作はNG

 

探偵事務所の中には、依頼主の感情に付け込んで「別れさせ工作」を提案してくるところもあります。調査対象者と浮気相手を別れさせて、依頼主との関係を修復するといった形です。ただし、探偵が男女間の個人的な関係を意図的に操作することは、本来の調査業務からかけ離れている業務です。探偵の業務内容としても、別れさせ工作は認められていません。

調査対象者に別れさせ工作がバレてしまうと、各種トラブルにも発展してしまいます。探偵から別れさせ工作の提案を受けたとしても、安易に快諾しないようにしてください。

探偵の浮気調査方法は主に3種類!依頼の際にどの調査方法が使われるか確認必須!

 

探偵の浮気調査方法は主に「尾行」「張り込み」「聞き込み」の3種類です。調査対象者の行動や把握している情報内容によって調査方法の使い分けが行われます。探偵の調査は、それぞれ専門的なスキル・豊富な経験が問われやすいです。探偵に浮気調査を依頼する際は、これまでの浮気調査の実績、調査を行う探偵の経験年数など探偵が確かなスキルを保有しているかチェックするようにしてください。口コミや評判の確認も忘れずに確認しましょう。