NHKの阿部渉アナウンサーが局内で不倫が発覚しレギュラー番組を降板。不動の地位にあっても女性問題を起こせば、地位を失いかねないのになぜ、女性問題を起こしてしまうのか? 考察してみました。

 

 

頂点を極めてある程度安定して頭打ちか?

 

阿部渉アナウンサーは2017年にNHKのアナウンサーの中でも、一番位の高いエグゼクティブアナウンサーに就任。独立してフリーになるには年齢が高く、このままNHKに留まり定年まで過ごそうと思っていたのかも。毎日のルーティンも何十年もこなしており、これ以上は「のびしろ」のない一種の停滞状態だったのかも。お相手の女性ディレクターも同じように、スキルやキャリアの限界まで到達し、時間と心がポッカリと空いたときに、不倫の愛に溺れていったのかも知れません。
二人が親しくなったといわれる「ごごナマ」はMCは船越英一郎さんを擁して長寿番組をめざして企画されましたが、2021年に4年間で終了しました。既に二人の関係が始まっており、憶測ですが「二人の不倫問題が発覚する前に終了したのではないか?」とも考えられます。番組が終了した時期に関係を終わらせておけば、今回の報道は無かったのではないかと悔やまれますが、関係は続いてしまったようです。

 

あることないこと。マスコミの常套手段の煽り報道

 

文春の記事でひどいなと感じたのは、二人がホテルで密会したときの描写の仕方でした。二人別々の部屋を仮名で予約し、入るときも出るときも別々に出る。ここまでは男女の密会の常套手段です。
しかし、そこから後の二人の情事の描写は、過分に創作が入っているようです。
二人の借りた部屋のドアの下には隙間があり、そこから男女の声が漏れて聞こえてきたというのです。
現実的にホテルの部屋のドアに隙間があることがありえるでしょうか? 男女の声が外からも聞こえるのも現実的ではなさそうですし、わざわざ外から聞き耳立てるのも悪趣味です。
当人達も「そんなことはあるはずがない!」と否定したいでしょうが、否定するために声を荒げたら密会を肯定することになるのでそれはできません。反論できないことを見こした、ずるい書き方です。
今回の阿部アナウンサーほどじゃなくても、同じように安定したポジションにいて、常に近くに異性がいる人は不倫に陥る可能性が高くなります。