タレントの平愛梨の弟として知られる平慶翔氏に過去の不倫疑惑が発覚。その相手が男性だったと話題になっています。
ちなみに不倫は過去のことで、平氏は夫人と離婚し、現在は独身のようです。

 

 

同性愛でも異性愛と同じように不貞行為になる

 

かつては法律では不貞関係を「配偶者のある者が配偶者以外の異性と肉体関係を結ぶこと」と定義していました。
つまり、異性との肉体関係でなければ「不貞ではない」とされ、同性愛不倫をしていた配偶者の法の抜け道として利用されていたようです。

しかし、ここ数年の裁判事例では同性との肉体関係も不貞行為と認められる事例が増えてきました。
今後は同性との不倫でも、不貞行為と認められるのは間違いないでしょう。
ただし、同性同士の不貞行為は異性の場合より、証拠をみつけにくいのは事実。
たとえば、お互いの家に行ったり、ホテルの同じ部屋に泊まったりしたとしても、同性であれば不自然でなく、肉体関係を証明しにくくなります。
ただの友人関係ということにして、カムフラージュしやすくなります。
密会している画像や動画をキャッチすると同時に、二人が同性でありながらも、恋愛感情があることを証明するラインやメールなどのやり取りの証拠も必要になってきます。

 

同性愛をカムフラージュするための偽装結婚も多かった

 

日本は本来同性愛に関しては寛容な国柄でした。しかし、明治以降に欧米的な文化が入ってくると、それに習って同性愛がタブー視されるようになりました。イギリスでは同性愛が発覚するだけで罪になりました。

とくに結婚するのが当たり前になった戦後の風潮では、結婚しないと異端視されて、同性愛をカムフラージュする人も多かったようです。

またりゅうちぇるのように、自分の性的指向を自覚する前に、若い時に結婚しているケースも多く、結婚した後で性自認がはっきりする場合もあります。

男と女が愛し合うのが普通という形がなくなると、結婚というシステムそのものが揺らいでしまうのか?

逆に法律そのものが変わって、同性婚自体を認めるようになると、それに伴いあらたな不倫問題が生まれてきそうです。
同性婚が認められないデメリットと共に、同性愛が不貞と認められないというメリットもあります。
しかし、同性婚が認められると、同性愛の不貞の責任も問われるようになります。
権利と同時に責任も求められるということですね。

人間に恋愛という行為が残るかぎり、その副産物である、浮気や不倫による裏切りや離別はあり続けるでしょう。

被害者側のパートナーの傷を少しでも軽減するのが、我々探偵の使命です。