身近にいてあなたのエネルギーを吸い取ってのうのうと暮らしている人。カウンセラー石橋典子氏はそんな人をエネルギーバンパイアと名付けました。前回ではバンパイアの種類を紹介しましたが、バンパイアと分かっても正面切って戦ってはいけません。基本的に人は変わらないので、向き合えばエネルギーを消耗するばかりだからです。今回はバンパイアから身を守る方法を紹介します。
エネルギーバンパイアから身を守る方法
第一になんと入っても物理的に距離を置くことです。できるだけ会わない。どうしても会わないといけない場合は会う回数を減らすことです。会うときは距離をとりできるだけ短時間で済まします。その場合も2人きりになるのは避けましょう。2人きりになる場合はカフェなどの他人のいる空間を選びます。またバンパイア傷つける言葉を言ってきても、いちいち反応せずに、聞こえなかったことにしてスルーします。メールやラインの場合は返信しなくても大丈夫です。バンパイアがいやなことをいうのは保身や嫉妬やうらやましさの裏返しと相手の反応をみるためです。つまり申告に受け止めなくてもいいことが、大半です。
要求を断る・「NO」と言う
エネルギーバンパイアは図々しい頼み事や勝手な主張をしてきます。断るのは悪いなと思って、要求を受け入れているとドンドン相手はつけ込んできます。最初にきっぱりと断ることが肝心です。何度言っても断れば、そのうち他のターゲットに関心が移ります。
自分軸を持つ
エネルギーバンパイアがエネルギーを吸い取るのは扱いやすい人、従順な人です。自分軸がしっかりある人は自分の意に沿わないことで、あれば誘いに乗らず、しっかり意思表示ができます。自己を確立している人にはバンパイアの方が避けて近寄らなくなります。
エネルギーバンパイアの一番のターゲットは?
バンパイアの一番の大好物はHSP=ハイセンシティブパーソンいわゆる「繊細さん」と言われる人です。共感力が人より強いが故に、バンパイアに利用されやすいのです。バンパイアが凸とすれば、繊細さんは凹。カンタにバンパイアの餌食になってしまいます。自分にエネルギーのメーターがあることをイメージして、エネルギーの消耗に敏感になることです。眼に触れるもの全てに反応していては、疲れてしまいます。自分に関係ないことはスルーできるようにし、ネガティブなことがあっても切り替えることが大事です。五感に働きかけるリラックス法がおすすめです。自分が何をしているときに無心になれるか、リストアップしてみましょう。